11月23日 (水)  おそろしい結露

 今日は、DM外断熱工法、日々木の研修会に行ってきました。その中で、一番びっくリしたのは、結露にまつわることでした。室内温度が、24度を下回ると、結露現象が、起きることは、知ってました。・・昔の日本建築は、隙間風が、入ってきて、室内との温度差が、少なかったから、結露は、しませんでした。
 近年、アルミサッシや、内装材の変化や断熱材の普及に、よって住宅は、気密化してきました。暖房機器も良くなってきました。換気を無視した、暖房のおかげで、壁内結露が、起こり、かびや、ダニ、白蟻の被害、それだけでなく、柱や土台まで、腐らせてしまいます。阪神大震災で、建物が、崩壊した原因に結露によって、建物が、弱くなっていたことが、取り上げていました。・・最近、耐震補強で、外側から、構造用合板を張ることが、多くあります。しかし、誤った断熱工法や、室内換気を考慮してないと、合板を張ったことにより、内外透湿抵抗が、弱まり結露を引き起こしてしまいます。
 したがって、ツーバイフォー住宅は、室内結露にきわめて弱いといえます。日々木は、外断熱の住宅です。換気設備も充実しています。内装材は、無垢の木です。結露とは、無縁の住宅です。日本の気候風土にあった
日々木の良さを伝えたいと、強く思います。博康