11月5日 (土)  義父母

義母が、病に倒れたのは、7年前です。その後、義父は、家業の織物業を、やめて、献身的に義母の介護にあたってます。義母は、精神的なストレスから、脳梗塞になってしまい、心身とも不自由な身体になって、しまいました。かみさんが、元看護士だったこともあり、すこしでも、義母の身体が、回復するように、また、これ以上、病が重くならないように、と義父の介護を手助けしてきました。
しかし、この秋また、別の病気になってしまい、手術を受けることになってしまいました。一時は、脳梗塞が、侵攻して、手術が、延期になるような状態でした。
義父母の苦労を、自分達も支えてきました。こんな経験もあって私達は、少しでも、長く人間らしく暮らしてもらうために、住環境の勉強をして、介護問題について考えていこうと思いました。
 去年、福祉住環境コーデネーター2級試験に、かみさんも私も合格しました。私は、身体のことが、わかりません。かみさんは、建築については、素人です。二人で、足りないところを、補ってやった結果でした。
これからも、義父母をサポートしながら、介護住宅にも取り組んでいこうとおもいます。また、介護問題や、住宅整備ついて 
お困りのことが、あれば、お役に立てると思います。
   博康
福祉の考え方のなかでノーマライゼーションという言葉があります。・・・病的状態にあっても健康な人と共に地域社会の中で 自分らしく生活を送る・・・
健康なひとでも 自分らしく生活するってむずかしい事ですけどね。
ただ 病気や障害があって 生活に不便な事があっても それを軽減するための術は 少なからずあるはずです。それを見つけてあげられたらいいな・・なんてかんがえています。
母が入院し 医師やリハビリの先生の話しを聞いて 福祉用具を使ったり 住宅改修などで できなくなってしまった事でもできるようになるんです。
あとは 本人や家族の努力も大切ですけどね。

父は 母を絶対寝たきりにしない為にと 母がいやがっても 毎日散歩に連れ出していました。すごい事だと思います。なかなかできません。
今は まだ一人で歩いてトイレに行けない状態ですが、リハビリに励んで 歩いて退院してほしいです。
         直子