1月27日 (金)  

 今、やっている店舗の外部は、蔵のような造りになっています。外部をなぶるにあたって、お施主さまの希望は、今のたたずまいを継続するということでした。塗装工事で、どんな色使いをするか 悩みました。今のままでは、落ち着きは、あっても暗すぎるし、変わり映えが、しない。歴史を感じさせながら、シャープな建物に仕上げたいと思いました。・・さて、蔵の見本になるようなものが、近くにないかと車で、探しました。・・意外と結構ないものです。1000軒に1軒くらいしかないように、思います。見つけたとしても昭和初期のものが、多く古びた感じのものばかりでした。探すのも、大変だけど、参考になりません。仕方が無いので、インターネットで、検索してみました。しかし、酒蔵とか、しょうゆの蔵とかあっても、商品の説明ばかりで、建物が、でてきません。結局、何も収穫がないまま、現場に戻りました。腰壁を黒・・窓上を白の漆喰風に見せました。窓枠の出っ張りも白い塗装で、仕上げて見ました。下に濃いいろ、上に薄い色は、基本です。アクセントで、同系色をもっていけば、シャープさは、出ます。シンプルのモノクロが、一番歴史を壊さずに、落ち着きを出すことが、わかりました。
 お施主様も気に入ってくれました。・・完成したら、写真に撮って、この場で、披露します。
 simpleイズベスト・・ですね・・博康