10月1日 (日)  10月

今年もあと、3ヶ月になってしまいました。今日は、お祭りの準備で、お神輿を工場に入れました。毎年のことですから、手馴れたものですが、お祭りは、節目のように毎年感じます。その後、お客様との打ち合せや、集金などで、あわただしくしていました。すると、室原神社の役員さんから、提灯が、木枠に入らないと電話をいただきました。現状の寸法と図面の寸法と違いはなく、製作のミスでは、ありませんでした。提灯の寸法を既製品の寸法で、設計してあったのが、ミスでした。現場の寸法に合わせるのは、基本中の基本です。うちの社長(親父)のミスです。あれだけ、寸法の確認にうるさかった親父が・・・あわてて帰って、木だしをして、作り直しました。おふくろから、親父は、その話を聞いていますが、私とは、目もあわせません。すまなかったとは、死んでもいわないでしょう・・。ミスをミスと自分では、認めません。頑固な職人の悪いところです。・・私も親父には、あえて何も言いません・・。これが、反対なら、とんでもないことになります。徒弟制度のおかしなところです。民主主義の現代には、マッチしません。いくら、親方が、墨だしをして、加工するようにしていても、結果的に間違っていたら、加工した子方の責任にされて、しかられます。なぜ、確認しなかったと言われます。・・今の若い子には、絶対通用しませんね。・・明日、直した木枠を取り付けに向かいます。
役員さん申し訳ありませんでした。・・博康

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