10月11日 (水)  トラブル

稲沢の現場から、水道屋さんからの電話がありました。午後からユニッバスのメーカーとの打ち合せを、やってもらっていました。浴室の窓の高さが、高いためにユニッバスの天井にあたってしまうというものでした・・。「うそ〜」って気持ちになりました。数週間前、メーカーの営業と代理店に寸法を確認済みだとおもっていたので、信じられませんでした。北側の道路からの目線をけすために、お客様の要望で、設計時より、浴室窓の高さを変更していました。・・しかし、窓が、天井にあたるとは、考えもしませんでした。仕様書を見ると、ユニッバス天井高は、2メートルになっています。正直低く設定してあると思いました。メーカーになんとかならないものか・・パネルの特注は、できないのか・・?と可能性を探しました。メーカーは、面倒なことは、基本的にやりません。仕様にないことは、出来ませんで終わりです。いまさら、外部を壊したくありません。現状のままなんとか収めたい・・結局、メーカーは、ユニットバスのグレードを上げれば、天井高を150ミリ上げることができるという返事でした。本来なら、施工日をきめていたので、キャンセル料が、発生するはずでした。それは、代理店と話し合って、なくなりましたが、グレードが上がれば、コストの上がります。お客様に、負担がかかります。私が、・・窓寸法変更の時に気が付くべきでした。・・メーカーが、現場にきたときに、寸法に、気が付いてほしかった。
設計変更は、いろんなトラブルの原因になります。コストも下がることはまず、ありません。ハウスメーカーのように、簡単には、変更させないシステムになっていれば、いいのですが、工務店には、お客様にそんなことは、言いません。・・完成するまで、お客様を現場に入れないようにしているハウスメーカーもあります。変更は認めないという姿勢でしょうね・・。
いずれにしても、難しい問題です。トラブルは、避けたいですが、新しいことに挑戦したり、たくさんの仕事をすれば、必ずついて回ります。決められた、
与えられたことだけをするなら、トラブルや、事故は、ありません。・・大事なのは、逃げないことだし、何とかしようとする姿勢だと思いますが・・博康