10月17日 (火)  介護とは・・

昨日稲沢の現場で、作業をしていたら、ご近所のご婦人に声をかけられました。「出入り口に、手すりをつけてもらえないか・・」ということでした。早速、一度その場所をみせてくださいと、そのお宅に訪問しました。すると、年配のご主人がでてみえました。杖をついてみえます。右足が太ももの付近から、切断されたようです。ご主人から、使い勝手や、高さ、手すりの形状や
太さについてお聞きしました。手すり一本でも、使いつらいのでは、意味がありません。ご主人が、一番つかいやすいく、困らない方法を探るのが、福祉住環境コーディネーターの仕事です。打ち合せをして、今日の夕方、取り付けに伺いました。もう一度、再確認して、ご主人の了解をもらって、作業をしました。ご主人も奥さんも喜んでくださって、お茶をご馳走になりました。世間話をしながら、お二人から、介護問題についてのお話を聞きました。・・「決して寝たきりにならない方法を考えるのが、自分たちの福祉住環境コーディネーターの取り組み方です」とお話ししました。「たとえ、車椅子に頼らなくなっても、家の改修する方法もありますから、相談にのらせてください」とお伝えしました。・・一般的に介護住宅をうたい文句にしている、ハウスメーカーが、ありますが、本当のことは、ぜんぜんわかってません。私は、建築も福祉住環境もコーディネートできます。身体のことは、人それぞれ状況がちがいます。その人の身体に合わせた介護住宅が、必要なんです。・・博康