11月13日 (月)  高度機能障害者

今日から、本格的に弟が、担当していた萩原町の耐震リフォームの現場に入りました。これから、細かいところの造作を始めます。なんとか17日に使っていただけるようにしたいと思っています。
 今朝、仕事先の関係の人から、高度障害者の介護リフォームのことを相談されました。話によると息子さんが、脳内出血で、入院されて、1年になるそうです。最初は、かなり、危ない状態だったそうですが、今は、比較的症状も落ち着いてきているようです。すると、病院側から、「そろそろ退院してくれないか・・?」と思われることを言われるようです。「もし、家で、息子の世話をするとなると、それなりに介護リフォームを考えなくちゃならない・・。」「お金の心配もあるし、どんな風に、リフォームをしたらいいのか・・わからない」といわれました。・・私は、とにかく、一番困ることを、考えましょう・・息子さんは、どのくらい自分の意志で動けるのか・・体の機能障害の程度はどうなのか・・?脳障害の程度は、どのていどなのか・・?判断能力は、どこまであるのか・・?車椅子に乗るためのプッシュアップは、できるのか・・?移動は、すべて車椅子なのか・・お風呂は、デイサービスで、なんとかなるから、トイレと玄関から部屋まで動ける生活動線を確保して、なるべる、介護者も介助者も快適になれる方法を考えましょう・・できることできないこと・・努力したらできるかもしれない・・まで考えて、方法を探りましょうと伝えました。高度障害の場合は、寝かせきりになってしまうことが、多くなります。その方が介助が、楽だからです。人として、人間らしく生きたいと誰でも、考えます。判断能力が、あるなら当たり前です。できる限り、人の世話には、なりたくありません。その息子さんは、まだまだ30代、住宅改修で、自分らしさを取り戻せるなら、できる限り快適にしてあげたいと思います。
 博康