11月8日 (水)  巨大竜巻

昨日、北海道で、巨大竜巻が、起こり9人の方が、お亡くなったと報道されています。私たちにとって、竜巻は、人ごとではありません。7年前の6月19日、尾張西部を竜巻に襲われました。けが人が無かったのが、不思議なくらいでした。家の全壊したところもありました。屋根瓦が、飛ばされることくらいは、当たり前の強い風でした。竹で作ってあった籠が、トタンの壁に突き刺さっていました。弊社の南がわの、工場の屋根を母屋ごともっていかれました。約70メートル東まで飛ばされました。周囲の家にも迷惑をかけてしまいました。・・真っ黒いというより、紫色の低い雲が、現れ樹木が、凄いうねりで、揺れていました。気が付いたら、150メートル西側の毛織物工場のスレートが、目の前に落ちてきました。「なんだこれは・・!」と思って、作業場の電動シャッターを閉めようとしたら、停電して、その後、南の工場の屋根が飛ばされてしまいました。あっ気にとられて、何が起きたか・・わからないほどの驚きでした。今まで、見たことも無いような、凄い風でした。・・北海道の事故現場も悲惨な状態です。家はもちろん、ダンプも横転しています。専門家のはなしによると、風速80メートル以上の風だろうと言っていました。いくら強い台風でも、風速40メートルくらいです。最近の住宅は、風速60メートルに耐えたれる構造になっているといわれています。アメリカあたりでの巨大竜巻の惨状は、よくテレビで見ますが、なにもかも吹っ飛ばされてしまいます。・・大自然の前では、人間は、無力です。・・未然に防ぐことができないだけに、始末が悪いと思います。心が、傷みます。お亡くなりになった方の、ご冥福をお祈りします。・・・博康