9月21日 (木)  お灯明

今日は、萩原町の室原神社のお灯明の屋形の工事をしました。東濃檜の最高級の材料が、揃いました。少々緊張気味で、作業は、もちろん手袋をして行いました。地元の方々も見にみえて、綺麗な仕事だと言ってくださいました。組んでいくのも張り合いが、ある仕事です。基礎工事は、石屋さんといっしょに、取り組みました。狂いが無いように、現場で、ボルトの位置を確認して、慎重に石と柱をドッキングさせました。打ち合せどうりに、しっかりと気持ちよく固定できました。屋根工事は、見積もりは、一枚板で、施工する予定でしたが、垂木を流して、コマイ打ちにしました。裏板は、杉材の無節を使用しました。コマイ打ちには、杉は、良くマッチします。元々、コマイ打ちは、お座敷仕事で最高の仕事です。こういったところにも、日本建築の美しさが、あると思います。明日からは、板金屋さんが、屋根面を銅板一文字打ちで、施工してくれるはずです。最近は、こういったところにお金をかけてもらえる仕事が、少なくなりました。最近、銅板の値段も、2倍くらい高くなっているようです。・・まだまだ、こういう仕事は、残していきたいですね。博康

20060921-1.jpg 20060921-2.jpg