8月1日 (水)  耐震診断

今日から、8月がスタートしました。朝晩は、わりと涼しい感じがします。いつもの年より、セミも元気がないように思うのは、私だけでしょうか・・ただいま、2件のお客様から、耐震の相談を受けています。耐震診断の結果、2件とも倒壊のおそれあり・・の結果が出ました。昭和40年代の瓦葺きなら、0,3〜0.5くらいの数値しかでないと思っていました。耐震基準値の1をクリヤーして補助金をもらおうとするとそのためにお大規模な改修工事になってしまいます。基礎の補強や壁の改修補強・・部分的にサッツシの入れ替えで、おおよそ、300万くらいかかると思います。既存の瓦を下ろして、軽いものに葺きなおすだけで、200万くらいかかってしまうのじゃないかと思います・・。お客様が、納得してされるのであれば、問題ないのですが・・いささか工事代が、かかってしまいます。設計士さんとも相談の上で、0.7くらいになるように改修したらある程度安心できるのではないか・・?ということになり、お客様に話しました。外壁を外して、耐震ボードや金物補強をして、仕上げたらどうでしょうと提案しました。部屋の中までなぶらないので、そのまま住んでいただけます・・。市からの補助金は、もらうことはできないですが、工事代も安く抑えられます・・0,7あれば倒壊することはありません・・。もう一度、算定しなおして、見積もりするということで、お客様に話しました。
0,3を1にするには、無理があります・・・苦渋の選択ですが、しかたないと思っています・・。博康