9月21日 (金)  電気溝つき機

 明日、お邪魔するはずだった洗濯用の庇を作る工事が、火曜日に延期になりました。明日から、3連休で、大学受験の娘さんが、試験期間で、家で勉強するからという理由でした・・。こちらとしたら、やらせていただきたいと思うことろですが・・やむなく承知しました・・。昔の大工さんなら、こんなことは、しなかったと思います・・。時代が、変わって、私たちは、サービス業になってしまいました・・。お客様、第一なら、我慢しなければなりません・・・。
 この家の、庇を作るために、工場で、木材加工の作業をしていました。電気溝つき機で、木材を加工していたことろ、機械から、火花が、見えます・・モーターが焼けています・・。・・仕方なく、作業を止めて、いつも行く金物屋で、修理の依頼と新しく購入しようとしました・・。すると、店主は、「伊藤さん・・いまどきこの機械を使って、加工しているのは、お宅だけだよ・・!」と言われてしまいました・・。考えてみると、こういった加工品は、自分たちでしなくて、ほとんどが、材木屋からの、既製品で間に合わせているのが、現状です・・。「若い職人たちは、こんなことしたことないよ」と店主は、笑って答えていました・・。「とにかく、うちは、まだ、こういう仕事を、するから、在庫がないなら、メーカーからとりよせてくれ・・」と依頼してかえってきました。・・手間隙を惜しまず・・というのが、職人の姿だったはずです・・。取付屋なら、プライドもブランドもありません・・。時代は、変わろうと弊社は、『職人の魂』をわすれていません・・・博康