1月15日 (火)  クレーム処理

 今日から、私も弟たちに合流して、稲沢の修繕工事に入りました。あと、納期まで、4日しかありません。床張り工事に最低、2日はかかります。明日までに、既存の床の撤去と断熱材入れまでは、進んでいかないと間に合いません・・。少々、厳しいものがあります・・。乗りかかった船は、到着させないわけにいきません・・。予定通りにいきたいものです・・。お昼過ぎに、そこのお客様から、「伊藤さん ちょっと聞いてもらえないか・・?」「実は、お座敷の床の間には、普通掛け軸があり、ふらふらしないように、風鎮が下げられるものなのに、我が家の床の間には、風鎮が、さげられないようになっている・・これは、建築屋のミスじゃないだろうか・・?」と言われました・・。ちょっと、見せてくださいと床の間の床渕から天井までの、寸法を測りました。高さ2200ほどしかありません。通常は、高さ2400くらいは、あると思われます・・。やっぱり、掛け軸の風鎮は、かけられません・・。私は、「建築屋のミスだと思います・・。」と答えました・・。クレームを入れても、その建築屋さんは、直そうとせず、自分たちにミスは、ないとつっぱねたそうです。・・。たしかに、建築屋の立場で、考えれば、柱などに傷が、残るから、やりたくなかったと思います・・。しかし、最近の、傷は修正ができます。ほとんど、わからないくらいのに直すことが出来ます・・。その後この、建築屋さんは、この家に呼ばれることは、ありません・・最近は、仕事も、極端に少ないと聞いています・・。クレーム処理を間違えると、とんでもない『しっぺ返し』が、待っています・・。これは、人事ではありません・・。同じようなミスを自分も起こしているかもしれません・・。しかし、私は、お客様からの、クレーム処理を、自分の都合のいいようにしたことはないつもりです・・。いい勉強をしたと思います・・・博康