4月7日 (月)  不公平

 昨日、柔道のオリンピック代表選考会を兼ねた体重別選手権を観ていました・・アテネやシドニーで金メダルを取った有名な選手も出ています・・。特に谷亮子選手は、注目されていました・・テレビ局も優勝するのが当たり前のような扱いをして番組を作っています・・決勝で、谷選手は、有効を2本も取られて負けました・・しかし、その後のオリンピック代表に選ばれました・・代表先選考の大会ではなかったのか・・?
負けたら、普通は、選ばれないでしょ・・谷選手を目標に頑張ってきた、若い選手は、いたたまれない気持ちでしょう・・マラソンでも、フェギアスケートでも、日本人の代表選考には、納得できないものがあります・・アメリカは、一発勝負で、代表を決める大会があって、どんなに有名で実績があっても、それで、負けたらオリンピックは、ありません・・日本人の曖昧さは、スポーツの世界で、なかなか成果があげられない原因だと、私は思います・・
谷選手に勝った選手が、かわいそうでしかたありません・・こういう曖昧さは、私は、嫌いです・・作詞家の川内広康範さんが、なくなりました。月光仮面の原作者で、歌の『おふくろさん』の作詞家です・・一本筋の通ったおじいさんでした・・森進一に自分の歌は、歌わせないと強烈に怒っていたおじいさんです・・おふくろさんの詩の意味は、無償の愛だそうです・・世の中のために・・人のために・・なる人になるように・・
今の日本人は、忘れています・・自分さえよければいい・・自分さえ儲けたらいい・・親が、子を殺す・・子が親を殺す・・恐ろしい日本にいつからなってしまったんでしょう・・日本人として忘れていけないこと・・日本人として、潔くなること・・・川内康範さんは、偉大な日本人でした・・博康