9月13日 (土)  漆喰壁

 今日は、お宮の漆喰壁にペンキを塗る工事をしました・・本当なら、一度下地の状態まで戻して、仕上げをやり直すところですが、予算がないということで、水生塗料を上から塗ることになりました・・下地と仕上げの漆喰が、離れているところがあります・・塗料を塗ると下地の部分まで、はがれてしまいます・・正直困りました・・
 塗料を水で薄めて、なんとか塗込むことができましたが・・よくよく見るといい仕上げにはなっていません・・2度塗りすれば、なんとかなるかもしれない・・乾いてからもう一度塗ってみました・・なんとか見られる状態になってほっとしています・・予算がないから、これも仕方ありません・・

 塗装が乾く時間まで余裕があったので、岐阜の市まで、出掛けました・・あらかじめ予定していたものを確かめて、あとは、何か面白いものや、新しいものを探しました・・ウールの断熱材があります・・業者も製品の良さを熱心に、説明してくれます・・ガラスウールや発泡ウレタンは、石油系です・・その点ウールは、羊の毛ですから・・エコかもしれません・・寒い地方の人は、ウールを着ています・・それが、最高の素材だということはよくわかります・・。汗にならないところが良いです・・しかし、その施工方法が、納得できません・・壁の内側に留めるだけ・・もっと、工夫があっていいのではないだろうか・・?
業者は、返す言葉がなくて・・黙ってしまいました・・コストも高いのは、使えません・・天然素材というだけでは、われわれは、飛びつくわけにいきません・・何より、価格が高すぎては・・・
 他にも面白い材料や塗料がありました・・漆喰を杉の間伐材にシミらせたもの・・やダイヤモンドみたいに硬くなり、素材を傷つかないように守る床材など・・信じられないくらい馬鹿みたいな値段がついています・・「お宅ら、間違っている・・少し高いくらいなら考える・・これだけ高いのは、相手にされない・・もっと、努力してくれないと・・売れないものは、商品にならない・・付加価値は、お客様が決めるもので、自分たちが決めることじゃない・・・」・・あの人たちは、消費者の気持ちが、まるでわかっていません・・博康