9月8日 (月)  上げ方工事

 今日から、地元神社の土台の上げ方工事に、入りました・・大正時代に建ったものだと思います・・いろんなところにひずみが、きています・・シロアリの被害もあるように感じます・・土台は、油圧式の5トンジャッキで、持ち上げます・・しかし、肝心の土台に腐りが入っていて、いくら上げても、土台が、沈んでいってしまいます・・土台を取り換えないと本当の仕事は、できません・・しかし、打ち合わせのなかで、それだけの予算は、組んでもらえませんでした。・・仕方なく、お宮の役員さんや町会長さんに立ち会っていただいて、現状復旧で、水平だけ直すことで、了解してもらいました・・
 テレビの、ビフォーアフターのように全部を壊してしまえば、できるでしょうが・・現実はなかなか思うようにならないことがほとんどです・・。
 土台が、腐った原因は、周囲の土地の影響が、あります・水が、家の中に侵入しないようにU字溝を入れて、排水を直すことを提案していましたが・・町会長さんは、予算がないから・・伊藤さんが、決まった見積もりの中で、やってくれるならやってもらってもかまわない・・と言われます
・いくらなんでも、全く目をあいてもらえないのでは・・弊社もできない相談です・・
 腐った土台を見せて、やっと、町内の長老さんが・・「きちんと伊藤さんに任せて、やってもらいなさい・・町内の金を使いなさい・・」といってくださいました・・長老の意見は、今でも絶対的なものがあり・・渋々町会長さんも、了解してくださいました・・。

 お宮は、またまだ、何年も使っていただく建物です・・末永く・・残していくために弊社も、協力は、させていただきます・・博康