6月2日 (木)  混乱

 新築現場は、職人たちで、一杯です。水道屋、サッシ屋、電気屋・・弟たちも、帰ってきて、ユニットバスの組み立ての職人さんたちも、合流してきたので、私は、段取りや打ち合わせに右往左往していました。とにかく、細かい部分の打ち合わせが、できていなかったこともあって、ほかの職種との仕事の絡みもあって、大変でした。ひとつも事を、完成させようとするとたくさんの人の知恵や技術が、必要になってくるとつくづく感じます・・。
 今回のユニットバスは、既存のものを再利用します。そのうえで、新しい暖房機付きの換気扇が入ったり、既存の窓枠が、工法が、外張り断熱のために使えなかったりして、職人たちも、気を使っていてくれます・・ベテランで、腕のいい職人でなければ、できない技がありました・・。また、キッチンも再利用で、新たに食器洗い乾燥機を、付けるために、いろんな制約があるところを工夫して、収まるように考えていてくれます・・。収まりが難しく、普通の職人たちなら、まず、やってくれないだろうと思っていました・・でも、何とかしようとしてくれる気持ちがうれしく、こういう人なら、信頼できると思います・・。職人にもいろんなタイプがいますが、工夫して、様々なお客様のニーズにこたえようとする、職人は、Aランクだと思います・・。なかには、マニアルしかできないというより、やらない人もいます・・。人それぞれ、職人もそれぞれです・・。

 理不尽なことは、世の中にいっぱいあります・・「ふざけるな・・バカ野郎・・って」言いたいことがあっても、利害関係があると言わない方がいいと思うことがあります・・しかし、こちらに落ち度がなく、絶対悪くないと思うなら、みすみす頭は、下げたくありません・・意地は、もっていなければ、この仕事はできません・・リクシルの営業マンが言っていました・・「学校に、スーパーモンスターペアレントがいるようにお客様にも、スーパーモンスターゲストがいます・・。こちらとは全く関係ない話なのに、叱られることがある」といっていました・・そんなときは、交通事故にあったと思ってあきらめるんだそうです・・彼は、よくできています・・「十二指腸潰瘍にならなければいいのに」・・と言ってあげました・・。博康