1月7日 (土)  初市

 今日は、早朝から材木屋の初市に出かけました。開始は、9時からだったはずなのに、もう、超特価の商品には、売約済みの札が、張ってあります・・これって・・おかしいんじゃないの・・?と担当者に尋ねるとフライニングですよねって・・笑ってます・・そんなことなら・・もっと、早くこればよかったっと思ってしまいます・・。でも、狙っていた合板と檜の鴨居はセリで、落とせることができたのでまずまず・・だと思っています・・。
 セリの会場で、若そうな職人風の男が、偉そうに語っています・・「向こうの側の建材や造作材商品は、ごみにしかならない・・こっちの檜の柱や鴨居なら買いだな・・」といいながら、セリには一切口を出しません・・結局、彼は、サクラだったみたいです
私は、55*120*3mの檜の鴨居をセリましたが・・ばかみたいな単価で、落とすことができました・・。近くにいたベテランの棟梁が、「買っても仕上げで、削らないといけないから手を出さない」と・・・削って仕上げるのが大工職人じゃないの・・?とつっこみたくなります・・ともかく、すぐに使えるものや安いものには、みんな飛びつきますが・・手間がかかったり、面倒なものや高い商品には、見向きもしません・・20年前の市とは、集まってきている人たちの考え方は、まったく違うように感じます・・黒塗りの車で、背広を着て、革靴履いてる人たちに、目利きができるようには思えません・・まして、ほとんどの若い子たちは、材木屋の市なのに、材木なんて見てもいません・・会場の中で、隅から隅まで、木材や造作材や銘木を、見て歩いているのは、私くらいでした・・博康