11月1日 (木)  明治6年

 今日から、旧尾西市玉野の現場へ入ります。蔵の床が、シロアリにやられたので・・という依頼です。建物は、明治6年建設と屋根裏に書かれています。100年以上の歴史があります。屋根も蔵作りと呼ばれる工法が、なされています。外壁も杉の鎧張りで、コールタールが、塗られていました。スギの床板は、確かに食害されていました。建坪12坪でも、荷物を運び出すのに一日でできないくらいの量です。箪笥長もちもたくさんあります。昔ながらの道具やお椀や重箱などもありました。米蔵になっていたせいか・・ねずみの被害もかなりあります。荷物を処分するだけでも一苦労しました。明日も、荷物の仕分け作業は続きます。博康