1月22日 (水)  相談

 
お昼休みにOBのお客様から、相談があるということで、事務所で、待っていました。ご主人が、先月急に他界され、息子さんとお母さんがおみえになりました
借家にしてある物件が、その借主が転居されたためその後、この建物をどうしようか?ということでした。プロの目で、判断してほしいということです。昭和53年建築ですから、耐震性は万全ではありません。屋根のスレートも賞味期限が来ています。内装は、適度に手を入れてあるので、そんなに、悪くないと思いますとお答えしました。まだ、壊してしまうのは、まだ惜しいし、解体するとなるとその土地の固定資税が、高くなってしまいます。最近、壊れかけていても放置してある家が多いのは、このためです。とも付け加えました。
少し、悪くなった屋根に手を入れて、家を貸すという方法が、一番いいのではないでしょうかとお答えしました。
 お客様は、「良く考えて判断するから、屋根の修理の見積もりをください」と依頼されました。
 日本の住宅の13パーセントが、放置してある家だと聞きます。政治力で、何か有効な対策をしないといけないと思います。