5月14日 (木)  補強工事

 屋根裏から、屋根の骨組み部分の補強工事を行っています。築100年以上のかやぶきの屋根です。丸太と竹を縄で、縛って施工されています。ひと昔前では、囲炉裏があって、下から,火をたくことで、いぶされていました。ものに触れるだけで、真っ黒になります。

生活様式が変わり、火をたくことはなくなりました。結束部分の縄が、劣化して、切れそうになっています。結束バンドで、固定して応急措置をしています。梁部分の補強の材料を入れて、耐震金物やビスで固定しました。正直これくらいしか方法がありません。古いものを保全していくことは、とても大切なことです。