7月16日 (木)  お座敷解体

 
今日、お邪魔した家は、OBのお客さまです。お座敷を解体して、使い勝手の良い部屋にしてほしいということです。畳は、フローリングに・・床の間は、解体して、収納スペースに・・既存のお仏壇は、隣の部屋に移動します。となりの部屋のタンスを収納スペースに入れ込みます・・・。お客様は、もう、座敷はいらない・・使う意図がないと言われました。確かに晴れの客間として使えないのであれば、意味がありません。一番いい間取りの部分が、使えない部屋になっていたのでは、機能として成り立ちません・・
 もう、座敷というスペースが、日本家屋の常識から、外れてきています。仏壇の要らない・・お坊さんに、毎月のように襄樊に、来てもらう風習も、無くなりつつあります。
 日本人の生活スタイルが、変わりました・・。家も変わって当然です・・・。人に家に来てもらうことは、よほどのことがない限り、無くなってしまいました。冠婚葬祭のスタイルも、変わり過ぎました・・。