1月23日 (日)  といあげ

 50年の法要を樋上げとこの地方では言います。これで、故人に対する法要は、意図区切りとなるという意味です。故人は、もう、この世に生まれ変わっていると言われます。金一おじいさんは、この世に帰っているんだろうと思います。慈悲深く、信心深く、頓智のある人でした。相撲が好きで、時代劇が好きで、とても、勤勉で器用な人でした。身体が、小さくて、戦争へ行かなかったという話を聞いた覚えがあります。
おじいさんの作った藁草履を、学校へもって行ったことを、思い出しました。
 私にとって、とても、優しいおじいさんでした。