4月12日 (火)  殿様商売

 月曜日に、かみさんと山梨迄バスの、日帰り旅行をしてきました。山梨迄、片道、4時間、バスは狭く、コロナ対策で、前後左右に、仕切りがあります。ずっと、マスクをしていました。後ろの席のおばちゃんたちが、大きな声で、しゃべってましたが、気にしないように、なるべく寝ていました。
バス旅行は、疲れます。添乗員さんは、場を盛り上げようと、お土産物を買わせようと頑張ってました。バス旅行は、殆んどが、買い物ツアーです。旅行社とお店が繋がっているのは、仕方ないことですし、理解もしています。コロナで、苦しかったのもよくわかります。
やっと、みんなが、動き出そうとしていますから・・経済をまわさないといけません。
ただ、山梨河口湖湖畔に、お菓子の名店があって、天皇家御用達といううたい文句でした。どんなもんだろうと店内に入ると、店主らしき人が、偉そうに、観光客に、売ってやるから並んで並んで・・と言ってます。その姿に、一気に、買う気が失せました。
別のお店では、長旅ご苦労様と、お茶などをサービスするお店や試食販売するところが多いのに、この名店は、庶民に、売ってやる感が、伝わってきました。二度と来るかと思ってしまいます。
 次に向かった、ハーブ園では、説明の係の人が、面白おかしく、お客さんをいじったり、いじられたり、お得な情報をくれていました。その後、ハーブティーを出してくれると、バスのお客さんが、お店の商品を、飛ぶように買っています。係の人の心遣いで、商売繁盛していました。

帰りは、係の人も、お店の人全員がバスが見えなくなるまで、手を振って、見送りしています。

また、山梨へ来たら、このハーブ園に来てみたいと思ってしまいます。
商売は、いかにお客様の心をつかむか・・損して得取れ・・こんなことは、鉄則ですが・・お見送り一つでも、その人の心が、分かります。
そういえば、日本一の旅館、加賀屋のおかみさんも帰りのバスの客さんを、自らお見送りしていましたのを、思い出しました。