Diary 2005. 11
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11月11日 (金)  元気

 今日も、屋根仕事をしたせいか 腰が、痛くなってます。こんなときは、電気針が、よく効きます。
うちに、ずっと、来てくださってる瓦屋の職人さん、68歳だけど、とても、お元気で、身のこなしは30代 まだまだ10年は、現役でいけそうな勢いです。朝も早く日の出とともに、仕事にかかるような人です。
40年ちかく、先代からの付き合いですが、人柄は、変わりません。生涯、瓦職人として、まっとうされると思います。仕事は、楽しそうに・・・
 欲のかたまりみたいな人達が、毎日のように、テレビに出て、偉そうなこと言ってます。金の力でなんでも自分の物に、しようとしている奴等がいます。
 私は、ぜんぜん、カッコいいと思いません。
こんな、瓦屋さんみたいな人が、一番、粋で、カッコいいと感じます。・・・・博康


11月12日 (土)  

 阪神大震災以降、瓦は、屋根にとって重くて敬遠される傾向にあります。昔ながらの下地に泥を置く施工方法は、瓦屋根職人さんの話だと、ほとんどなくなったと、聞きます。日本古来の施工方法が、なくなってしまうことは、残念に思います。私どもは、桟を打ち瓦を、ひっかけながら、スクリュウ釘で止め、なおかつ、下地に泥を置く施工を、お願いして、やってもらってます。泥は、瓦になじみます。断熱効果もあります。釘で止めることにより、台風や、地震にも飛ばされたり、ずれたりしません。ただ、頭が、重くなるのは、いいことでは、ありません。防水性や住み心地を思えば、瓦以上のものは、日本じゃありえません。
瓦職人の伝統技術が、なくなってしまうのも寂しい気持ちになります。 日本古来の木造建築より、ツーバイフォーが、すぐれていると、言われるとむしょうに、腹が立ちます。   博康


11月13日 (日)  朝青龍

 最近、聞いてなるほどって思ったことです。
横綱 朝青龍について書きます。先週、元力士の舞の海さんが、講演で自分の思いを学生達に語ったなかで、「自分は、小錦や曙みたいな、大きな相手には、足だけを狙って攻めた・・彼らも小さな自分に全力できてくれたから、取りやすかった。」「でも、横綱 貴乃花は、じっくり構えて追い込まれるようにされたから、取りにくかった。」

 「ただ、自分は、横綱 朝青龍には、絶対勝てないと思う。
彼は、父親から、目の前の相手は、母を殺した奴だと思って、闘え・・と言われ それを、実戦している・・そんな相手には、勝てない」と舞の海は、言ったそうです。もちろん、国民性も違います。朝青龍は、ハングリー精神を露骨に出します。代々、格闘一家の一員として生まれ、育ったプライドは、今の日本人の中には、ありえません。時間ですと なった瞬間の、朝青龍の気合や、パンプアップは、他を圧倒しています。・・全盛期の千代の富士とやったら、面白かったですね・・博康


11月14日 (月)  くど

ご飯を炊くのって 今は ほとんど炊飯器ですよね。うちは、いまだに昔からの手法を使っています。
炊飯器もいろいろと性能は上がってますが、くどで木を燃やして炊くご飯はおいしいですよ(^@^)
私が嫁いできて何年かして くどが壊れてきた時  くどはやめようかと言われましたが、やっぱり 止められなかった。美味しいもんね。木をおので割る時も 気合の入れ方しだいで割れたり割れなかっり・・・
精神統一・・って なんか好きだったりして。
昔のことでも いいことは続けたいですね。
           直子




11月15日 (火)  植木屋さん

 植木の生産農家をしてみえるKさん・・いつも明るくとても気持ちのいい人です。仕事もまじめで、実に愉しそうにされます。植木の生産だけでなく、エクステリア工事や、庭造りもてがけられます。植木を剪定したり、石を組んだり、竹を編んだり、左官工事や、水道工事も、電気工事もされます。発想が、とてもユニークで大変勉強になります。既成にとらわれず、いろんなことに、興味を持つことの大切さを、教えてくれる人です。自分の仕事にも、広がりが、できました。・・・博康


11月16日 (水)  煙突そうじ

 毎日、おくどさんのおかげで、美味しいご飯が、食べられます。三番目の娘が、家の中で、古いものを写真に撮って、持ってきなさいという宿題を出され、おくどさんの、写真を、持っていったら、小学校の先生が、これは、珍しいと言われたらしいです。私の家では、普通なのに・・先週おふくろに、頼まれて、くどの、煙突そうじを、やらせてもらいました。手が真っ黒になるほど、汚れていました。すすを落としながら、私の家の後ろを見ると、背後霊のように、10階建てのマンションが、そびえています。
昔は、ここが、野原で、缶けりや、野球をして子供の溜まり場でした。・・今は、外で遊ぶ子供もいません。おくどさんの、ご飯の味を知りません・・博康


11月17日 (木)  サッシ屋さん

 今日は、久々にサッシ屋さんと弟の三人で、食事に出かけました。以前、泥棒に入られて、サッシを取替えにいったお客様に、結局、外壁や瓦工事まで、いただくことができました。サッシ屋さんには、そのお客様を紹介してもらったお礼で、食事に誘いました。・・ 泥棒と悪徳な訪問販売員の、おかげで仕事が、膨らんでしまいました。・・5年ほど前に、畳を替えた時、敷居が、白蟻にやられたらしく、サービスで、床下の白蟻をみてあげました。新しく敷居や床下の板をかえて、白蟻駆除の薬を、床下中散布しておきました。もちろん、特別 安価です。・・・それを見ていたお客さまは、感謝してくださいました。感謝されると、とても気持ちいいもんです。機会をくれた、サッシ屋さんにも感謝です。  博康

今日は、起工高の90周年記念式典でした。
式典の委員をさせてもらっていたのですが たいした役にもたっていなかったと思います。でも 無事 終わることができ なぜか”ほっ”とした気分になれました。役員の皆様 ご苦労様でした。
津軽三味線の演奏や歌は、すごく体に響きました。
感動しました。     直子
            


11月18日 (金)  義母

 義母の退院が、決まりました。23日に、出てこられる予定です。まだまだ、脳梗塞の症状は、残ってます。トイレに行くにも大変だと思います。たとえ、不自由な体でも、自分のことは、自分できるようになることが、どれだけ、意義のあることなのか・・考えさせられます。義父の、介護との戦いが、また始まります。・・健康でいてほしいと、せつに願います。
  博康

退院後の生活が大丈夫かどうか・・今日 理学療法士さんが 実家を見に来ました。いろいろ確認するんですね。建具の間の広さ トイレ・お風呂の入り口の広さ 手すりの高さなどなど 実際に 母を歩かせて
(手を添えれば ぼちぼち歩けるようになりました。)確認もしていました。
これなら いいでしょう・・と言ってもらえて ホント「ほっ」としました。うちがやったリフォームが認めてもらえたんだ・・って思っちゃていいんですよね。(^0^)   直子


11月19日 (土)  最低

 昨日、大変なニュースが、起きました。横浜の建築士が、構造計算をごまかしたマンションを設計して、震度5で、倒壊する恐れがあるということでした。どうどうと、テレビでインタビューに、答えている建築士の姿には、本当に呆れてしまいます。金のためなら、なんでもありか・・?そのあとの、行政側の横浜市の住民に対する、対応も冷たく、責任のがれをしている・・国は、ならなおさら、知らん顔している・・刑事責任を問われても、結局泣くのは、マンションの住人達です。・・
 国や、行政が、いくら厳しい法律を作っても、守らなきゃ、何もならないし、無駄な法律が、あるから、悪いことでも」しなきゃ生きていかれない。最終的には、モラルや、それに関わる人々のこだわりや、信念です。いつも、お客さまの立場で考えろと・・うちの社長は、言います。できる限り、そうしようと、実行しています。お客さまに、損はさせない・・自分は、強くそう思います。  博康


11月20日 (日)  凄い

 マラソンの高橋尚子選手が、東京国際マラソンで、復活しました。優勝インタビューでの、彼女のコメントに勇気や、感動をもらいました。頑張って、一日一日を充実して、行こう・・正直つらい事も、いっぱいあります。夢は、夢で終わってしまう事が、多いけど、あきらめなければ、チャンスは、来る・・
 分かっちゃいるけど、難しい・・人に感謝する事を、忘れない。彼女は、人としてもアスリートとしても、すばらしい・・博康


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