Diary 2007. 4
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4月11日 (水)  解体工事

一宮市萩原町朝宮の増築工事は、既存の車庫の解体工事が、始まりました。屋根の折半を外して、土間コンクリートを重機で、割って既存の鉄骨の梁や柱を解体していきます。また、東面で、少し小さくして再利用されますから、丁寧に作業をしていました。柱を抜き取る時に、事故が起きました。引き込み電線を重機で、引っ掛けて切断してしまいました。あわてて、電気工事屋さんに連絡して、復旧させました。しかし、お客様が、お仕事で、遠くにみえるため、既存の家の中に入ることができず、家のなかの電気設備やパソコン、エコキュートなどの様子を見ることができませんでした。・・お客様には、その旨の報告をして、もし不都合なことがあれば、対処しますとお伝えしました・・運よく家の中のものに、トラブルはないとお客様から、電話をいただいてホッとしました。・・いろんなことが、作業中にはおきます。・・注意を最善に払っていても、事故は起きます・・。仕方がないことですが、事故は、おこしたくありませんし、もし、事故が起きたら、迅速に対応しないといけません・・。博康

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4月12日 (木)  ほこりだらけ

今日から、一宮市大和町毛受のY邸の内装と収納設備工事に入りました。お客様の都合で、一週間伸びていました。明日から、左官仕事も始まります。その前に、解体仕事は、済ませておきたいと思っていました。今回は、階段まわりの壁を取り払って、収納にしたり、飾りのスペースを作ったり、明り取りのアクリル板を張ります。昔ながらの土壁つくりは、30年たってもしっつかりしています。台所と隣接しているので、養生シートを貼って、なるべく、ほこりが、たたないように、慎重に進めました・・。おかげで、かみさんも私も、上から下まで、ほこりだらけになってしまいました。5枚の土壁は、かなりの重量です。いくら掃除をしても、土ほこりは、取れません・・。しかし、やらなくては、次工程にに進めません。なんとか、夕方までに、予定通りの仕事を終われました・・。しかし、ほこりだらけは、疲れます・・・博康

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4月13日 (金)  美しくないと

建築は、美しくないといけない・・本当にそう思います。はるか昔の匠たちも同じ事を考えていたと思います。しかし、町を走っていても、いいなあ〜と思える家は、そんなに多くはありません。おもわず、止まって、じっくり見たり、カメラが、あれば、撮ったりします。・・逆に、それはないだろうと思うことも多々あります。町も、きれいであってほしい・・。世界にひとつだけのものなら、個性的に美しくしあげてみたいと思わないでしょうか・・?私たちは、作り手側ですが、やっぱり、自分のブランドを確立したいと思っています。お客様の都合や美的感覚で、ちがったものになることも、あります。どこで妥協するのか悩むこともしばしばあります。統一感やシンメトリーじゃないとやっぱり、美しくありません・・。私も毎日、自分の感覚を磨けるように心がけて仕事をしています。


4月14日 (土)  左官屋

一宮市大和町のY邸に左官屋さんに入ってもらっています。玄関、廊下周りの仕上げ壁の塗り替えです。今回の左官屋さんは、私の高校時代の同級生です。今まで、何組かの左官屋さんと付き合ってきましたが、なかなか、腕も人柄も頭脳もいい人は、いませんでした。腕は良くても、マイペースすぎて、周りのことを考えられないとか・・。頭は、良くても、金儲けばかりで、技術が、駄目だとか・・・中には、お客様と喧嘩してしまうどイッコク者もいました。お客様とトラブルを起こすような人は、付き合いきれません・・。親父からの付き合いで、来てもらってきた方も、年をとって、目が、みえなくなったのか、腕がおちたと思うようになったきました。クレームが、多くなって、手直ししてもらうのも、こちらも嫌です・。妥協のしたくありません・・。高校時代の同級生は、人柄もよくまじめです。頭もよく、回りに気遣いも出来る奴です。仕事も、丁寧でした。彼なら、これからも、付きあって行けます・・年々、本物の職人が、減っていきます。仕事をわかってくれるお客様や、育てる土壌がないから、若い人が、育ちません・・。大工の養成学校みたいなところでも、実際は、プレカットばかりで、墨付けすらもやったことが、ないそうです・・。、大工職も左官職も同じです・・あと、数年でいい人材は、いなくなります・・博康


4月15日 (日)  おトイレ開き

今日は、稲沢市片原一色町の新築現場のおトイレ開きでした。午前中にご近所や友人が、50名ほど、おみえになって、用意していたぼた餅が、足らなくなって、買い足ししたほどの盛況だったそうです・・。田舎の風習ですが、こんなにたくさんの方が、いらっしゃるとは、思いもしませんでした・・。あえて、弊社の宣伝じみたものは、しませんでした・・。純粋にみてもらって、次に繋がるようなら、幸いです・・。午後から、わたしの家族もお邪魔しました。やはり、カーテンも付いて、一通りの飾り物や花などがあると、モノから家に変身します・・。人が住んでくれて家になります・・。正式には、来週の日曜日にお引越しです。朝から、お手伝いです・・
お天気に恵まれますように・・博康


4月16日 (月)  統一地方選挙

統一地方選挙の後半戦が、始まりました。今度は、市会議員の選挙ですから、一番身近な選挙です。街宣車が、何回も家や仕事現場までやってきます。わたしの町からも、二人の現職が、立候補されています。どちらの方にも町として当選してほしいと思いますが、どうなんでしょう・・?というのが、本音かもしれません。本当に一宮の将来を考え、住民の幸せをおもい、確実に実行さえれる方に当選してほしいと思います。正直、自営業だといろんな方から、「この候補者を頼む」と言われます・・なかなか八方美人になれなくて、困ります・・。少しでも、町が活性化していくようになってほしいですね・・一宮市萩原町朝宮の増築工事の確認申請を受理してもらいました。いよいよ工事が、本格的に始まります。とりあえず、地盤改良から、かかります・・。博康


4月17日 (火)  炭化コルク

最近の住宅では、ペットも家族の一員として、人と同じような条件で、家の中で飼ってみえるところが、多くなってきました。しかし、毛が抜けたり、においが、キツクて困ってみえるようです。毛が、抜けるのは仕方ありません・・。掃除がしやすい床をお勧めします・・しかし、においとなるとちょっと、厄介です・・。においを消しの消臭剤とか、香りの高い果物や、花を置いたりされても、あまり効果は、期待できません・・。昔ながらの、炭が、一番いいように思います・・。先日、ビフォー、アフターのリフォーム番組が、放映されていました。その中のお宅も、ペットを飼われています・・。ペットのための出入り口や瓦の素材を使ったタイルや電気式の床暖房も完備されていました・・そして、においを消すために、炭化コルクが、断熱材と併用して壁の中に入れてありました。・・今回の一宮市萩原町朝宮のお宅のペットを飼われています・・。これだ・・!と思い、早速、材木屋の問い合わせしました・・やっぱり、担当者は、まだ、取り扱ったことがないと言っていました。以前コルクのフロアーを張った経験があり、あそこのメーカーなら、あるかもしれないと聞いてくれました・・。なかなか、でない商品なのか、かなり高額です・・安600*910*30の大きさで、定価で2000円以上します・・安く手にはいらないか・・ほかもあたってみないといけないと思います・・博康


4月18日 (水)  ヤマハリフォームクラブ

今日、ヤマハリフォームクラブの取材と打ち合わせがありました。最初に一宮市大和町の浴室の改装工事をさせていただいたお宅で、取材をしました。ヤマハの社員さんが、奥様に取材をして感想などをヤマハのホームページに掲載します。ビフォーアフターの写真も載せます・・同時に施工店紹介ということです・・取材のなかで、ユニットバスのミスとサウナの快適性をお客様が喜んで、お話されていました・・冬場、お風呂に入るのが、寒くて嫌だったのが、解消され、楽しんで、お風呂に入れると話されていました・・。お客様に喜んでいただける話を聞くとこちらもうれしくなります・・。もう一件一宮市明地のお宅も取材させていただくはずでしたが、時間がなくなってしまって、私だけが、写真を撮りに行きました。もう施工して4年ほどたっていますが、とても、大切に綺麗にされています・・。ヤマハの水回り製品の良さを話されていました。ヤマハは、デザインがいいことを強調されています。大事に綺麗につかっていただいてることが、嬉しくなりました。
いいのもは、やっぱり飽きません・・ヤマハは、グレードが、高くて予算的に合わないこともありますが・・できる限りお客様に提案していこうと思いました・・。

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4月19日 (木)  

先日、長崎で、選挙運動中の現職の市長が、暴力団の幹部に逆恨みされ、凶弾に倒れた痛ましい事件が、ありました。暴力に訴えることでも、何も変わりません・・人は、会って話をして、意見を調整したり、理解したり、妥協したり、協力したり・・やっぱり、けんか別れになってしまうこともあります・・。でも、理解しあおうとお互いが、思うなら、平行線には、なりません。・・
坂本竜馬は、剣豪でしたが、幕末の動乱の中で、一人も、あやめることをしなかったそうです。
暴力を使わず、明治の時代を開く立役者になりました。だから、今でも、尊敬され、平成の時代まで語り継がれています。彼も、暗殺されているのが、皮肉ですが・・。命は、ひとつしかありません。私の知り合いの、高校2年になる長男が、自殺したと聞きました・・学校が、嫌だったようです・・。私立の名門高校だったそうです・・。他にも悩みがあったかもしれません・・。でも、逃げるところが、なかったんでしょうね・・両親は、後悔しかないと思います・・人は、幸せになるために生まれてきたはずです・・どこで、歯車が、狂うのか・・自分の性なのか・・周りの性なのか・・わかりませんが・・博康


4月20日 (金)  

鉋は、かんなと読みます。大工道具の代表的なのもです。一宮市大和町の改築工事で、玄関から、それに続く廊下回りを東濃桧の腰板を張りました。その時、桧板の割付をします。見てくれがいいように、色あわせや年輪の綺麗さが、引き立つようにします。なんでもないようなことにも、きづかって工事をするのが、プロの職人だと思います。
すると、裏の部屋の仕上げ壁工事をしていた左官屋さんが、「久しぶりに鉋をかける音を聞いた」と言ってます・・「え〜最近は、大工は、鉋使わないのか?」・・もう、こんな面倒な・・?工事をする職人が、いなんくなったのかもしれません・・。確かに、既製品の取り付けしかしない人に鉋は、必要な道具じゃないのかもしれません
・・時代は、変わりました・・でも、伝統の桧の腰板工事は、風情があり、とても美しく、綺麗です。・・こういうものは、なくしてほしくないな〜博康


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