Diary 2006. 1
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1月21日 (土)  公民館

 昨日、お話したかたのお葬式に行きました。午後からは、風も冷たく、心まで凍えてしまいました。喪主は、19歳の長男が、立派に務めてくれました。・・故人もきっと、満足してくれていると思います。長男も次男も私のドッジの教え子です。地元の公民館で行われたので、会葬者も多く、よかったと思いました。最近は、自宅や、近所の公民館やお寺とかでなく、葬儀屋さんの会場で葬儀をされる事が、多くなりました。何か、味気なく、ずっとそこに、いられない雰囲気が、あります。・・・近所の世話にならないとか言われますが、私は、反対です。一番親しい人たちと、生まれ育ち、生活をしたところで、見送ってやりたいし、してもらいたいと考えます。親父やおふくろの時は、地元から、見送ってやりたいと思います。・・故人の分まで、粘り強く生きたいと願いました。・・そして、彼の残した子供達の成長を見ていきたいと、思っています.。 博康


1月22日 (日)  内覧会3

 今日は、一日中、よその内覧会や住宅展示場で、勉強に行ってました。最初に桑名にある日々木の新築内覧会へ行きました。係りの方もたくさんみえ、慣れた感じがしました。日々木は、暖かい・・やわらかい・
作り手の感性で、いろいろな変化を楽しむことが、出来ます。そこの社長さんが、率先して、自信を持って、やってみえるのが、伝わってきました。見せ方のコツや工夫が、よくわかります。次に名古屋で、住友の新築そっくりさんの物件をみました。住んでみえるお宅なので制約が、あり苦労していることが、わかります。予算的な問題もあると思いますが、感動するものは、なかったように感じました。作り手の気持ちが、感じないお宅でした。その後、一宮の住宅展示場へ行きました。スエーデンハウスの日本間が、印象に残りました。でも、住みたい家じゃないように思います。富士さんとか、エスバイエルのデザインは、良かったと思いました。でも落ち着かない・・他も見たけど、絶対ココという決定打は、ありません。最後は、どこも、同じように、見えてきます。やっぱり、無垢の木を使った家が、いいと思えてきます。白河の業者さんの家が、一番落ち着いていられました。自分達のやっているものと共通するからかもしれません。営業マンのトークや、印象も重要なのかもしれません。社長や責任者自らが、前に出て、私に任せてください、私が、やりますから・・というのが、一番強いと思いました。品物を買っていただくには、商品も大切ですが、住宅の場合は、特に信用を売ることが一番大事だと思いました。・・博康


1月23日 (月)  大正ロマン

 今日は、朝から、店舗の足場工事をしました。外壁や屋根が、かなり傷んでいます。その店舗は、大正の初めに建てられたものだと聞きました。元々は、銀行だったそうです。今でもその面影が、残っています。その頃の建築技術の高さが、うかがえる建物です。名古屋大学の偉い先生が、全国であと2軒しか残ってない貴重なものだと言われたと、お聞きしました。なんとか、修理して次につなげたいと思います。町の真中なので、足場工事は、お隣との間隔もなく、苦労しました。
 新しい物は、お金で買えますが、古いものは、買えません。なんとか、がんばってみます。・・博康

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1月24日 (火)  1000

 アクセスカウントが、1000になりました。ホームページをひらいてから、三ヶ月弱たちます。いろいろなかたに、お世話になりました。ありがとうございます。これからも、よろしくおねがいします。
 今日は、親父(社長)の70歳の誕生日です。最近は、自分の気に入った仕事しかしません。喉の手術をしてから、大好きだったタバコもやめました。・・
 太鼓の師匠も、公民館館長も辞めました。今は、町内の世話役や、神社の係りとかしています。まだまだ、腕は、落ちてませんが、気楽に健康に注意して、やっていってほしいと思います。・・博康


1月25日 (水)  モデルハウス

 自社で、初めての内覧会をするために、いろんなモデルハウスを、見学しました。もちろん、接客方法や、建物の見せ方を勉強するためです。でも、そのほかに、仕上げ材料や、納め方、水回りの使い勝手や、商品のいろいろ・・収納、クローゼット、照明の使い方、間取りや、動線、空間のよさ、ほかにもいっぱい見るところが、あります。最近は、高齢者向けの、バリヤフリーを前に出しているところもあります。
 しかし、本当のことを、知って実践しているところは、ありませんでした。段差解消は、してあっても、手すりが、ありません。階段や、浴槽の手すりの位置もまちまちです。無駄なスペースばかりが、目立ちます。もっと、身体のことを、しらなくちゃいけません。誰でも、年を取ります。障害は、個人差が、あって様々ですが、基本的なことは、ちゃんと
あります。私たちのような、福祉住環境コーディネーターが、まともの事を、広めていかなくちゃなりません。・・住環境のことで、お困りの事が、あればなんでも言ってもらえる体制を作って、いきたいと思います。・・・博康


1月26日 (木)  やっつぱりな〜

 世間は、ライブドアで揺れています。なんでこんなに反応するのか?ようわかりません・・あの会社が、うさんくさいのは、なんとなく、わかってたと思うのですが・・堀江君が、捕まって、業界のジジイたちが、批判を言ってます。自民党もみっともない・・株価は、ひどい事になっているみたいです。昨日のテレビで、若者が、ライブドア株で1億3千万損したと言ってました。・・気の毒とは思いません。むしろ ざま〜みろって思えてなりません。金は、汗水たらして儲けるものだ・・時代遅れかもしれないけど、金を大事にしないからしっぺ返しにあうんだ・・死んだじいちゃんなら、言うと思います。・・まっつとうな生き方をしていきたい・・人に後ろ指さされることは、したくない。
 やっぱり、自分は、そういう生き方なんだと思います。・・・ハ〜・・博康


1月27日 (金)  

 今、やっている店舗の外部は、蔵のような造りになっています。外部をなぶるにあたって、お施主さまの希望は、今のたたずまいを継続するということでした。塗装工事で、どんな色使いをするか 悩みました。今のままでは、落ち着きは、あっても暗すぎるし、変わり映えが、しない。歴史を感じさせながら、シャープな建物に仕上げたいと思いました。・・さて、蔵の見本になるようなものが、近くにないかと車で、探しました。・・意外と結構ないものです。1000軒に1軒くらいしかないように、思います。見つけたとしても昭和初期のものが、多く古びた感じのものばかりでした。探すのも、大変だけど、参考になりません。仕方が無いので、インターネットで、検索してみました。しかし、酒蔵とか、しょうゆの蔵とかあっても、商品の説明ばかりで、建物が、でてきません。結局、何も収穫がないまま、現場に戻りました。腰壁を黒・・窓上を白の漆喰風に見せました。窓枠の出っ張りも白い塗装で、仕上げて見ました。下に濃いいろ、上に薄い色は、基本です。アクセントで、同系色をもっていけば、シャープさは、出ます。シンプルのモノクロが、一番歴史を壊さずに、落ち着きを出すことが、わかりました。
 お施主様も気に入ってくれました。・・完成したら、写真に撮って、この場で、披露します。
 simpleイズベスト・・ですね・・博康


1月28日 (土)  日々木

 今日は、仕事を休んで、半田と安城にある日々木の現場へ行きました。最初は、株式会社 凛の濱田さんの現場を見させていただきました。社長のこだわりが、如実に出ています。木の持つ柔らかさの感じる家でした。先週見学したものとは、全く違うイメージの日々木でした。作り手の気持ちが、よくわかります。
 きっと、お施主さまも納得されているだろうと思います。
 次に、安城の内覧会に、行きました。設計者のかたと、話していると、やさしい感じがしました。建物にも、それが、感じられます。よくよく話をしてみると、私の高校の後輩でした。愛着を持って見てしまいました。濱田さんの作品とは、違った感覚が、あります。材料を変えたり、見せ方を変える事で、日々木は、おもしろいように、雰囲気を変えてくれる建物です。・・自分達の作っているものを、お客様は、どう感じてもらえるだろう・・?最近は、こんなことをよく考えて作っています。来週は、私どもの内覧会です。たくさんのかたに、伊藤建築の仕事をみてほしい。モデルハウスや、絶対、よそにないものを、見て感じていただきたい。出来れば、幸せな気持ちになっていただきたい。・・そんなことを、考えて、一週間、準備にかかります。よろしく お願いします。・・博康


1月29日 (日)  準備

 朝から、内覧会の準備をしました。備品を整理したり、書類やアンケートを作ったりしました。看板も案内の矢印台も手作りです。北山杉で、看板を作りました。落ち度がないように、気をつけてやってるつもりでも、いろいろあります。・・準備は、土曜日まで、いっぱいかかりそうです。
 昼からは、約束していた四女のバレエの舞台練習を見に行きました。バレエ?・・は、ちょっと苦手です。幼稚園生から、そこそこのベテラン?まで、一生懸命さが、伝わってきます。先生は、小柄なかたですが、舞台の上では、大きく見えました。・・どんなことでも、真剣な姿勢は、共感を呼ぶものだと感じました。・・四女もいつもより、おませに見えます。いつもは、わがままで、一番ちびなのに、威張ってますが・・・
 つかの間の清涼感でした。・・うちへ帰ってからまた、パソコンの前で、四苦八苦しています。
 娘に教えてもらいながら、キーを叩いています。・・さあ〜明日から、また、がんばろ〜博康


1月30日 (月)  世界チャンピオン

 プロボクシングで、越本隆志選手が、世界チャンピオンになりました。昨日のテレビで、放映されていたでしょうか?・・35歳
日本で最高齢の世界タイトルホルダーになりました。
 ボクシングで、35歳は、凄い事だとおもいます。
過酷で、危険・・減量の苦しみは、限界をこえると言われています。・・今回のファイトマネーは、0だそです。ボクシングは、ジムが、興行をすることが、多く挑戦するために、莫大な費用が、要ると聞きます。まして、地元の日本で、試合をするとなれば、相手の韓国の選手側は、余計にファイトマネーを、要求するでしょう・・ボクシングは、とてもハングリーなスポーツだと言われます。6年前に、世界タイトルに挑戦して、負けたとき、多くの人が、越本選手から、去っていったそうです。・・いいときは、集まる。・・悪くなれば、去って行く・・どんな世界でも同じ事が、いえますね・・35歳で、世界チャンプか〜すごいな〜 その精神力には、脱帽です・・自分で、やったことを、認めず、罪を人のせいにしたり、誤魔化したり、開き直ったり・・そんなニュースばかりが、流れる中で、みんなに希望を与える素晴らしい出来事です。がんばろ〜・・・博康
 


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