Diary 2006. 10
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10月21日 (土)  守り勝つ

日本シリーズ第1戦は、中日ドラゴンズが、4-2で守り勝ちました。相手の守りのミスにつけこんで、得点をするシーズン中と同じ様な戦い方です。短期決戦でも普段と同じような、気持ちで、プレーすることが、一番強いのでしょうね・・。
このままあと、三つ勝ってほしいと願います。
勝負事には、いかに、平常心でいられるかが、大事です。私も、ドッジの監督時代、子供たちには、プレッシャーを取り除くことに一番気を使いました。小学生ですから、なかなか、至難の業でした。
平常心というより、不動心のコツをつかませてしまえば、どんな相手でも怖くありませんでした。一番の敵は、いつも、自分の中にいます。戦わずして、自滅することが、一番悔いが残ります。・・気持ちの切り替え方が、うまい人は、なにをやっても成功すると思います。しかし、守れることは、負けないですね・・攻撃ばかりしか考えない人は、案外脆いものです。将棋なんかでも同じことが言われています。企業でも同じことが言えますね・・・守り勝つか〜博康


10月22日 (日)  観月会

弊社が、建築させていただいた一宮市萩原町の喜面山松山寺の20回目の観月会が行われました。地元の実力者や、町内会の役員さんやお年より・・太鼓連の子供たち・・地元ソフトボールの選手など200人ほどが集まって、盛大に行われました。松山寺建立に関わった人たちへの、恩返しという意味で、開催されていましたが、今回で、ファイナルだそうです。経費が、かかりすぎることも原因のひとつです。・・住職さんも、教職を退職され、決まった収入がなくなったこともあるかもしれません。いずれにしても、20年つづけてきたことが、なくなることは、残念ですし、寂しさもあります。これも、時代の流れでしょうか・・。
あれから、20年感慨深いものがあります。・・
博康


10月23日 (月)  やっぱり・・・

久しぶりにまとまった雨が降っています。それにしても、暖かい秋です。まだまだ、外仕事をしていると、蚊取り線香のお世話になっています。今日は、大和町の現場で、浴室と脱衣室の解体工事をしました。お客様の要望で、現状復旧のつもりから、ユニットバスに変更になったためです。ようやく、納入する品物が、決まりました。明日、取り付け業者と設備屋さんと打ち合わせを行います。いざ、解体になると、浴室入り口の柱元が、気になっていました。シロアリにやられている形跡がありました。ユニットバスの外寸の関係で、タイルを全部落とさないと、入りません。仕方なく、ハツリ機で解体しました。土台とサッシ部分にシロアリの食害跡が、みられます。それは、柱の上部まで伸びています。解体が進んでいくと、ハリまで、酷い状態です。どう、考えても、取替えしないといけません。タイルをめくれば、脱衣室までいってると思います。さわらないつもりだった、外部までいってると思います。明日、ご主人と会って、説明して判断を仰ごうと思います。解体進めれば、それなりに、直さなくちゃなりません。当然、費用もかかります。どこで、妥協しようかという打ち合わせになります。やっぱりな・・・最近は、ユニットバスの普及により、シロアリの被害は、新築では、ほとんどないと思いますが、湿式の場合は、必ずと言っていいほど、シロアリにやられています。・・時には、思わぬ大工事になってしまうのは、仕方ないですが、お客様の気持ちは重いですね。・・私の気持ちも重いです。・・ハツリ機で、手先もしびれます。
博康


10月24日 (火)  人生

今日は、3件の打ち合わせをこなし、ご近所のかたのお通夜へ出かけました。亡くなったかたは、65歳、一時は、繊維会社が、好調で飛ぶ鳥を落とすほどの勢いでした。長者番付にも載るほどでした。しかし、勢いは、いつまでも、続きません。会社は、中国からの安い製品に押され、だんだんと傾いてしまいました。一度変わった、流れは戻すことができず、結局は、豊満経営だったのでしょうか・・?最後まで突っ込んでしまい、すべてを失ってしまわれました。酒が、大好きで、他人の面倒見もよく、とても親切なかたでした。町内のことも、一生懸命ほねおる人でした。しかし、人間というものは、いいときは、寄ってくるけど、悪いとなると、みんな離れていきます。潮の流れのようです。・・人生は、何があってもおかしくなく、シナリオは、人それぞれです。どうせなら、ハッピーエンドで、終わりたいですね・・博康


10月25日 (水)  楽しむ

今夜も、中日は、苦戦しています本当に、一点が重く、いらいらしてテレビを観ています。ひょっとしたら、明日、日本一が決まってしまうかもしれません。日本ハムの選手は、のびのび楽しんでいるかのようです。やはり、新庄選手の影響は、大きく日ハムの野球そのものを変えているように思えてきました。楽しむとは、遊ぶことではありません。らくなことでもありません。最高の舞台で、最高の場面で、そのワクワクする緊張感を、心地よく味わうことだと、ドッジの監督時代子供たちに伝えました。決して萎縮するのでなく、楽しむ・・。新庄選手は、今期で、引退だそうです。・・かれの求心力にチームが、まとまっています。なんとか、日本ハムに、一泡ふかせなくては、なりません。負けたくないという気持ちが、強い奴が、最後は勝ちます。開き直っていくしかないですね・・。どんなことでも、根気よく、粘っていきます・・仕事でも同じことが言えると思います。・・博康


10月26日 (木)  日本一

北海道日本ハムファイタースが、日本一になりました。結局、中日は、何もできなかった。させてくれなかった。悔しい胴上げを見ることになってしまいました。引退する新庄選手は、素晴らしかったし、ヒルマン監督は、日本の野球をよく研究して、賢い采配をしました。日本ハムの選手は、一人ひとりが、野球を心から、楽しんでいます。北海道の応援は、阪神ファンにも負けてないようでした。すべての面で、相手が上でした。・・中日の日本一は、一生みれないのでしょうか?ここ一番の勝負弱さは、どうにもなりませんでした。もっと、策があってもよかったように、思います。意地とか執念とか・・全部新庄選手にもっていかれたような日本シリーズでした。あ〜あ・・博康


10月27日 (金)  一年

掲示板にも、書き込みしましたが、今日でこのホームページを開設して一年になりました。ほとんど毎日、日記も続けてきました。やれば、できるもんですね・・パソコンなんてほとんど、触ったことが、なかったのに・・毎日、チェックすることが、日課になりました。自分たちが、なにをしてきたのか・・これから、何をしようとしているのか。仕事で、お客様に尽くしていきたい・・その強い思いや、養ってきた知恵や技術をお伝えするための手段が、このホームページだと思っています。まだまだ、ホームページは、可能性を秘めていると思います。もっと、自分たちを知っていただきたい・・そのためにどうしたらいいかを、探っています。専門家に相談しながら、少し模様替えしようとしています。・・
ともかく、継続は、力なりといいます。これからも、まじめに誠実に精進していきたいと思っています。よろしくお願いします。・・伊藤博康  直子


10月28日 (土)  廃盤

 大和町のリフォーム工事で、トイレのドアーと同じものを、洗面所に取り付けるために、メーカーを調べて、カタログを取り寄せて、発注しました。大手水道設備メーカーT社のものでした。そのトイレドアーは、特殊で、なかなか一般の住宅では、使われていない形のものでした。トイレドアーは、2年前に治されたそうです。・・昨日、問屋から、そのドアーは、廃盤になったので、同じものは、揃わないといわれました。特注で、作るとなると、納期が、3週間かかり、価格も定価の約2倍になると言ってます。「ふざけるな!」と思いました。「たった、2年で、廃盤かよ!」「だったら、カタログに載せるな・・」売れないものは、作らない・・問屋に文句を言ってもどうにもなりません。・・メーカーは、いつもそうです。面倒なこともやりません。対応も酷いもんです。
結局、うちの取引先の建具屋さんに、お願いすることになりました。まったく同じようには、作れないかもしれませんが、近づけることは、できると言ってくれてます。。うちの建具屋さんは、こちらの注文に出来る限り応じようとしてくれてます。これが、プロの職人の姿だと思います。うちの職人さんたちは、そんなプロの集団です。メーカーじゃできないことでも、私たちは、どんなことでもなんとかしようとします。これが、本当のプロフェショナルだと思っています。・・博康


10月29日 (日)  二世帯住宅

先週、OBのお客様の紹介で、今度息子さんが、結婚され、同居されるということで、二世帯住宅に改造予定というお宅へ訪問してきました。その時は、ご両親しかみえなかったので、息子さんの意向が、わからず、再度、息子さんに会うために訪問しますからと・・言うことで帰ってきました。建築基準法や、都市計画法と照らし合わせて、建築計画をしなけけばなりません。大規模な改造なので、資金計画も練り直してみなければなりません。ご両親と息子さんの意見をよく聞いて、双方が、納得していただけるものを提案したいと思っていました。・・今日の夕方、そのお客様から、お電話をいただき、息子さんに合ってきました。息子さんの意見もあるのですが、フィアンセの意向もあるようです。二世帯住宅ということで、水回りも、玄関も二階に必要ということでした。それと音の問題も気にしてみえました。最近は、音に関して、クレームや相談が、多いように思います。二世帯住宅なら、なおさらだと思います。
いずれにしても、できること、できないこと、予算と相談してまとめていかなくては、なりません。家は、家族が幸せに、平和に暮らしてもらうためにあります。
そのお手伝いをするのが、私たちの使命だと思います。
   博康

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10月30日 (月)  加工品

先日、トラックに荷物を積んで、現場へ向かう途中、金物屋へ寄りました。買い物を済ませてトラックに乗ろうとしたら、どこかで見たことあるような大工さんが、積荷の材料を見て声をかけてきました。「この材料は、加工屋で、やってもらったのか?」この材料とは、サッシの窓枠に使うために削ったホワイトアッシュという名前の材料でした。綺麗に削って、角を銀杏面という加工を施してありました。「うちの工場で、加工したんですよ・・珍しいですか・・?」「これは、堅い木だから、普通自分では、やらんやろ」「べつに、普通に加工するだけですよ・・」と答えました。ホワイトアッシュは、野球のバットに使用する材料です。イチローのバットもそうです。・・確かにホワイトアッシュは、堅くて加工しづらいから、最近は、買ってくれる人が、少なくなったと材木屋が、言ってた記憶があります。・・大手ハウスメーカーや建売りでも窓枠に使用している材料は、既製品ばかりです。取り付ける手間は、加工していると採算が合わないからでしょう・・でも、既製品は、ベニヤや集成材がほとんどで、どうかすると、MDFというダンボールを固めた紙で作られていることもあります。粗悪品もたくさんあり、ビスの効かないものもあります。ホワイトアッシュで作った窓枠は、クリアーで、塗装するだけで、とてもいい光沢をだしてくれます。少し、手間をかけることで、窓の表情は、グッと高級感をだしてくれると思っています。最近は、自分たちで、加工して取り付ける大工さんが、ほとんどいなくなったと、材木屋の営業マンが、嘆いてました。お客さんが、お金を出してくれないこともあるでしょうけど、只の取り付け屋じゃ、価値がないように思ってしまいます。
昔の大工さんや職人は、手間暇を惜しむことは、しませんでした。みんなサラリーマン化してしまったとベテランの職人さんたちは、嘆いています。時間に追われ、納期に追われ、お金だけのために仕事をすることは、悲しいです。仕事をすることを喜びとしていた時代は、もう戻ってこないかもしれません。・・博康


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