Diary 2006. 8
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8月21日 (月)  全国大会

甲子園の決勝再試合は、早稲田実業高校の優勝で、幕を下ろしました。今日もいい試合だったみたいです。考えられないような大逆転もあり、いつもの大会よりも、盛り上がった甲子園大会でした。・・もうひとつの小学生の甲子園といわれるドッジの全国大会も、盛り上がったかどうか・・?全国大会を観た人の感想を聞いてみると、少子化の影響もあって、年々子供の身体能力も落ちて、大会そのもののレベルが、下がっているみたいです。いろんな問題があり、チーム作りが、難しくなって、チーム力も落ちているみたいです。私も、今年の愛知県予選を見学しましたが、私が、監督をしていたころより、どう見ても、レベルが、落ちていると感じました。守りが、へたで、こじんまりして、スピード感も力強さも感じませんでした。やっぱり、野球やサッカーに能力の高い子供をとられているんでしょうか・・?少子化で、チームが、存続できなくて、参加数も減っています。これから、5年たったら、ドッジの全国大会は、無くなってしまうような心配をしています。・・高校野球は、永遠に続くでしょう・・しかし、小学生のドッジは、分りません。不況もあって、大会の企業スポンサーも無くなり、テレビの放送も無くなりました。10年前は、アニメの影響もあって、
ひとつのブームみたいなものがありました。
 あれは、バブルだったのでしょうか?
ドッジを愛してきた自分にとって、本当に寂しい思いをしています。・・何か、打開案ないかな〜
  博康


8月22日 (火)  フィーバー

早稲田実業の斉藤投手の話題で、今日のニュースやワイドショーは、もちきりです。早稲田実業は、第一回大会から、出場していて、88回目の挑戦で掴んだ優勝だけに、喜びも最高でしょうね・・しばらくは、この騒ぎは、しかたないけど、18歳の少年をおもちゃにすることは、やめてほしいですね。月曜日の決勝再試合の視聴率は、30パーセントだったそうです。プロ野球の中日、巨人が、6パーセント・・・甲子園も5万人の満員だったそうです。いかに関心が、高たったが、わかります。ひたむきさや、一発勝負の儚さに日本人は、惹かれます。それにしても、巨人戦なのに・・情けない・・。中日は、がんばっているのに・・。亀田長男が、世界タイトルマッチで、前にやったベネゼエラの選手と再戦するんだそうです。・・きっちり、戦って自分が、チャンピオンだと証明したらいい・・自分の力を誇示するなら、それが、一番いい・・これも、フィーバーかな・・博康


8月23日 (水)  蝉とり

 工場で、建て方前の最後の調整をしています。明日、土台伏せをする予定です。作業をしていると、近所の小学一年生の坊やが、来て、「庭にいる蝉を取らせてほしい」と言われました。「いいよ・やりなよ・・」と答えました。・・最近は、珍しい光景かもしれません。ランニングに短パン、タモと虫かご・・30年前から、変わらない姿です。蝉も、アブラ蝉から、ツクツクボウシにかわりつつあります。ちょっと元気がない鳴き声に、夏の終わりを感じます。最近は、外で遊ぶ子供が、少なくなっています。安全に遊べる環境でなくなっていることが、とても、残念ですね・・。
蝉は、毎年も来年も、私の家の庭で、鳴いてくれるでしょう。セミとりの子供は、これからもずっと、続くのかな・・?そんなことを、考えながら、仕上げの作業をしています。・・博康


8月24日 (木)  土台ふせ

今日の気温は、最高の37度だったようです。コンクートの照り返しで、汗びっしょりになりながら、土台ふせの作業をしました。シロアリ駆除の薬を、土台に塗りこみますが、やっぱり匂いは、苦痛です。伊藤建築の仕事で、一番特徴が、あるのが、通し柱を、基礎天まで落として、土台を横から差込み、ボルトで、つなぐ工法をとることです。土台と通し柱は、タテラインは、胴ズキで、まっすぐになるので、立ておこしは、ほとんど直さなくて、垂直になります。土台と通し柱もボルトで、固定することにより、絶対に抜けることもなく、大地震にも強いと考えます。これは、先代、先々代から、受け継いでいる工法です。最近は、いろんな耐震工法が、紹介されていますが、先代からの知恵が、一番じゃないかと思っています。組みにくい工法だから、壊れにくいのでは、ないかと思います。・・明日は。先行足場を組んだり、細かな作業をして、材料運びの準備をしようとおもいます。ご近所えの挨拶まわりのしないといけませんね・・。水分を十分取って、安全な作業を心がけます。・・博康


8月25日 (金)  準備

猛暑の中、先行足場を組みました。明日は、午前中に、材料を運んでしまう予定です。夕方から、大気が、不安定になると天気予報が、言ってます。なんとか完璧な下準備をしたいと思っています。一二箇所、直さなくては、ならないところがあります。わかっていることは、早め早めに手をうっておかなくちゃ、なりません。後に残しておくと、強烈な、しっぺ返しが待っています。仕事とは、そんなことの繰り返しばかりです。暑いのは、覚悟していますが、何とかお天気で、あってほしい今回は、屋根仕事に、外断熱工法を取り入れました。手間もかかりますが、抜群の効果を発揮してくれると期待しています。安全に、効率よい仕事をしたいと思います。・・博康

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8月26日 (土)  24時間テレビ

29回目の24時間テレビが、放映されています。「愛は、地球を救う・・」それにしても、もう、29年目ですか・・。はじめて見る福祉の番組に、強烈な印象を持ったことを思い出します。この番組のおかげで、今まで、知らなかった障害者のことや病気のこと戦争や平和に対することに、興味を持った人もたくさんみえると思います。住環境や、町並みもバリヤフリーに対する考え方や、整備もだいぶ良くなってきているのでは、ないでしょうか・?健常者からみた、福祉でなく障害者や高齢者の立場にたった福祉が、大事だとは思いますが、なかなかむ難しいことでしょうね・・。心のバリヤフリーといいますが、もっと、分かり合えるようにしていかなくしゃいけないでしょうね・・。私も建築家や、福祉住環境コーディネーターの立場以上に考え、奉仕していきたいと思っています。・・博康


8月27日 (日)  アンガールズ

24時間テレビを、結局ずっと観てしまいました。子供たちもいっしょでした。今年の、テーマは、絆ということで、いろいろなことを、感じます。いつもの通り、100キロマラソンで、芸能人が、日本武道館にゴールして、フィナーレを迎えます。しかし、100キロマラソンは、大変だったろうと思います。今回は、お笑い芸人のアンガールズが、走りきりました。あの、痩せたからだで、良くやりました。わかっていても、引き込まれてしまいます。回りの人も、なんか元気になっていけるような、気がします。一生懸命を感じられることは、いいことです。明日は、大安吉日です。いよいよ、稲沢の現場は、建て方工事です。お天気は、上々の予定ですが、とにかく、安全だけを祈ります。・・博康


8月28日 (月)  順延

今日の建て方工事は、順延しました。7時過ぎまで、雨が降っていて、その後の天気予報も芳しくなかったからです。レッカー車の都合もあり、6時15分までに、結論を出さなくては、ならなくて悩みました。本当に、苦渋の決断でした。結果的に雨はほとんど降らなくて、もったいないことをしてしまいました。安全第一も大切なことですが、せっかくのお客様の材料を濡らしたくない思いが、強く断念しました。
後悔みたいなものは、夜になっても抜けません。・・しかし、仕方ない決断でした。あの黒い雲を見たら、決行するわけにいきませんでした。
・・明日、仕切り直しです。明日も今日と同じようなお天気みたいですが、だんだんと良くなるみたいです。少々スタートを遅らせても、決行するつもりでいます。逸る気持ちを抑えて、早く寝ようと思います。後悔しても、仕方ない・反省しても、相手が自然だから・・。大事な材料を濡らさないでよかったと思って寝ます・・。博康


8月29日 (火)  建て舞い

建て方工事のことを、私たちは、建て舞いと呼びます。たぶん、尾張地方だけの方言かもしれません。稲沢市片原一色町の建て方工事は、今日無事に大屋根の隅木まで収めることができました。材料が、多すぎて、仕事始めの、段取りにちょっと手間取りましたが、職人たちの献身的な働きにより、予定以上の仕事が、出来ました。お天気の心配もなくまずまずの出来映えです。でも、蒸し暑かったので、汗びっしょりで、大変でした。この建物は、最近には、珍しい地棟丸太を使用しました。根元の方では、大人が、抱きかかえられないくらいの大きさです。お客様も大変満足していただけたと思います。正直ちょっと、ハリコミましたが、出来上がってくると、満足感が、こみ上げてきます。やはり、職人の血でしょうか・・?
明日も、屋根工事など危険な工事が、待っています。安全第一で、やっていきたいと思います。また、工事写真を整理して、御紹介したいと思います。・・今なら、構造そのものを、見学していただけます。御一報くだされば、御案内しますよ。博康

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8月30日 (水)  屋根仕舞

今日も、屋根工事を行いました。途中雨が、ポロポロやってきて、肝を冷やしました。・・今回は、屋根工事に外断熱工法を使用しました。外断熱の効果は、凄いと思っています。ただ、建築屋の立場からいうと、仕事量が、3倍になってしまいます。材料の3倍です。当然費用もそれなりに、かかってしまいます。
垂木の上に、構造用合板を打って、その上に高気密フイルムを、両面テープで、丁寧に止めていきます。そして、40ミリの硬質断熱材を敷いて、また、構造用合板で、瓦の下地を作ります。40ミリの断熱材を止めるのに、90ミリの釘を打ち付けます。これに、手間が、かかります。フイルムの上に直接乗ってしまうと、足が滑ってしまい、苦労しました。・・口で言うのは、簡単ですが、いずれにしても、大変な仕事量です。風が、強いとフイルムもしわになってしまいます。断熱材も飛ばされてしまいます。・・これだけやるんだから、外断熱の効果は、あって当たり前だと感じてしまいます。・・今日は、涼しかったけど、足がクタクタになってしまいました。自然の原理に、勝とうと思うには、苦労が、伴ってしまいます。・・あ〜
あ 疲れた〜・・博康

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