Diary 2022. 3
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3月21日 (月)  お彼岸

 寒さ、暑さの彼岸まで・・とはよく言ったもので、これから、本格的に温かくなります。
 蔵の外装工事も、足場を撤去して、養生を取って、完了しました。瓦の破損部分や、取り付けの悪い部分を、コーキングしたり、漆喰で、治しました。樋も穂損している部分を取り除き、新たに、施工しなおしました。明治6年建立の
149年前の建物が、また、甦ります。


3月22日 (火)  冷たい雨

 予報通りの雨です。庇の下で、作業をしていますが、やっぱり、濡れます。玄関先のフロアーの張替工事ですから、どうしても、外で、加工しなければなりません。養生しながらの工事ですが、都合よくできません。冷たい雨です。高山では、雪になっていました。ウクライナも寒そうです。冷たい戦争は、なかなか終わりが見えません。

明日から、また、温かくなるそうです。もうじき、桜も咲きます。・・外部の仕事を一気に、こなしていきます。


3月23日 (水)  ゼレンスキー大統領

 今夜ウクライナのゼレンスキー大統領が、日本の国会で、演説します。日本人の心に響く演説になるでしょう。21戦記の世の中で、無差別大量殺人の戦争が起きるなんて・・・プーチンは、ヒットラーと同列になりました。歴史の残る暴君です。

いつになったら、ウクライナに平和が来るのでしょう。


3月24日 (木)  35年

 築35年の弊社が、建立したお寺の床の改修工事を行っています。もう、35年もたったのか・・・という気持ちになります。まだ、結婚したばかりで、若かったし、今の倍働いていたような感じがします。一つ一つの材料を見るたびに、感じることがあります。彫刻士さんに、彫刻をするために滋賀県の醒ヶ井まで、材料を運んだことがありました。台湾檜で、象鼻や獅子鼻を作ってもらいました。一体、掘ってもらうだけで、25万円の費用が掛かったと記憶しています。
 ここへ来るたびに、身の引き締まる思いで、仕事をしています。


3月25日 (金)  お供え花

 お世話になっていた親戚の叔父様の三回忌の法要が、あす行われます。今回は、家族だけで法要を、するからとご家族から、連絡をもらっていました。

それでも、何かできないかと・・お供えの花を届けることにしました。本当は白い蘭の花がよかったのですが、売り切れていて、他のお店へ行こうかと思っていたら、店員さんから、三回忌なら、少し派手目なものでもいいですよと言われ・・淡い紫色の蘭を購入しました。
綺麗にラッピングしてもらって、同色のリボンをつけてもらうとなかなか、良いセンスです。

お饅頭をもっていくより、この方がいい感じです。きっと、亡くなった叔父様も喜んでくれるでしょう・・。


3月26日 (土)  若隆景

 新関脇の若隆景が、3月大阪場所で、優勝しました。86年ぶりの新関脇の優勝です。86年前の優勝者は、あの双葉山でした。

足腰が強くて、キン肉マン・・名横綱千代の富士のような力士です。親子3代、力士の家系で、兄弟も力士・・そして、福島出身ですから、人気は、出るでしょう。
そのまま、横綱になってほしい有望な力士です。

高安・・・残念


3月27日 (日)  春の嵐

 時折、雨が強く、風も強く嵐のような日です。外仕事ができないので、来週からの予定や調べもの、欲しい材料の調達をしていました。

来週は、屋根の上の工事が続きます。室内の補修工事もあります。
どうしても、日頃できないことっを、こういう、間の空いた日に行うことになります。
お客様の家の訪問したり、打ち合わせをしたり
ちょうどいい気分転換になりました。

桜も、良い感じで咲いてきました。


3月28日 (月)  祝、還暦

 今日、3月28日で、弟が、満60歳の還暦になりました。昨日は、子供達家族で、お祝いをしてくれたそうです。 
 60歳なんて、爺だと思っていましたが、早いものです。あと、何年、一緒に、仕事ができるのかわかりませんが、どちらか、一方が、出来ないようになったとき、一緒に、引退することになるでしょう。お互い、無理せず、やっていきたいと思います。


3月29日 (火)  

 久しぶりに、木で、門を作ります。材料は、在庫にあるもので、ある程度賄うように、気どりを使用かと、倉庫の奥から、引っ張り出して来ようと思います。もん、何年この倉庫で、眠っていたのか・・やっと、日の目にあたります。
屋根をコマイ打ちで、壁を、杉か檜で大和打ちで、仕上げようかと計画しています。もう、何なんやっていない仕事だろう・・?
眠っていた技術です。


3月30日 (水)  木取り

 門の仕事の木取りを行っています。在庫にあった材料を既定の寸法に加工していく仕事です。既製品ばかり使うようになってなかなかこういう仕事はしなくなりました。材料のねじりを取って、直角を出して、既定の寸法に加工していきます。数年前まで、当たり前にやっていた仕事が、貴重な仕事に代わってしまいました。
 若い職人さんで、木取りが、出来る人は育つのだろうかと思ってしまいます。


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