6月12日 (木) 洗い出し
笠松町の玄関の床や玄関前の階段を洗い出しという手法で、仕上げました・・タイルが、普及する前によく、用いられた左官工事です・・左官屋さんは、久しぶりにやったと言っていました・・タイルが、ほとんどで、もうこんな仕事はやらないかもしれないと思っていたそうです・・ 小さな石が、コンクリートと混ざって、なんともいえないいい感じに仕上がっています・・。タイルより、ずっと、滑りにくいとおもいます・・ いい仕事は、残していかないといけないと思います・・この現場には、小さなお子さんが、みえます・・この子たちに、上がりやすい階段にしたいと思っていました・・タイルより、ずっといいですよ・・博康
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6月14日 (土) 畳工事
笠松町に納入する畳を作るために、寸法を取りに職人さんに来てもらいました・・最近、めっきり、仕事が少なくなって、先月は開店休業だったと嘆いてみえます・・確かに、畳とか日本間は、新築住宅では、あっても一部屋くらいになっています・・畳は、室町時代から、日本固有のものとして、普及しました・・たぶん、世界でも、畳のある生活をしているのは、日本だけだと思います・・中国や韓国の時代劇でも、見たことはありません・・なぜ、畳は嫌われてしまったのか・・・特に、最近は、フローリングやじゅうたんの生活様式に変わってしまって、畳は、蚊帳の外に追いやられているようです・・しかし、高温多湿の日本の生活には、とても適したものでもあります・・新品の畳は、においもよく・・井草は、湿気を取ってくれたり、呼吸してくれています・・適度な弾力もあります・・。すぐれた点は、たくさんあるのに残念なことです・・ある、ホテルで、いたるところに畳が敷き詰めてあるのを、テレビでみました・・。客室は、もちろん、食堂、ロビー、フロント、廊下、脱衣室から、お風呂の中も、浴槽の中まで、たたみが、敷いてありました・・特殊な、材料でしょうが、水の中まで、大丈夫な畳があるなんて・・。 色調をカラフルにしたり、刺繍をしてある畳もあります・・ヘリのない琉球畳も、見直されています・・タタミベッドや畳ベンチもおしゃれです・・掘りごたつにして、周りを、畳で囲ってしまうことも、いいのでは、ないでしょうか・・。アイデアをもって、ユーザーにアピールしたら、まだまだ、畳の需要は、増えてくると思うのですが・・日本の伝統技術や文化が、耐えてしまわないように、職人たちも、知恵を絞るべきです・・。博康
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6月15日 (日) コロンブス
明日、愛西市まで、コロンブスと呼ばれる、地盤改良の現場を見学してこようと思っています・・コロンブスとは、新しい地盤改良の方法です。地場調査をしたあと、数値を出して、その建物の重さを想定して、地盤に負担をかけないように、土を鋤とって、その代りに発泡を敷き詰めるというものです・・道路などでも、その効果は、実証されています・・道路にあることは、知っていました・・いずれ、建物にも実用されるだろうと思っていました・・担当者に、この近くで、やっている現場があれば、見せてほしいと伝えていました・・。地震による液状化現象にもにも効果があり、シロアリも寄せ付けません・・鉄道などの振動もシャットアウトします・・なにより、地盤に負担をかけないところがいいと思います・・。相対費用は、まだまだ、高いように感じますが、それだけの効果があるか、自分の目で確かめなくてはなりません・・・博康
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6月17日 (火) タイムスリップ
今朝、応援に来てもらっていた大工さんの新築現場に、陣中見舞いに行きました・・現場は、回りが田圃の一軒家・・環境や日当たりは、抜群です・・中を見せてもらうと、30年前にタイムスリップしたような家です・・いまどきこんな家を好む人が、いるんだな〜・・それは、それでいいのですが・・屋根裏も化粧のスギ板です・・垂木も檜の芯付きです・・広こまいや破風板を打って、瓦を載せます・・土壁で、竹を編むために左官屋が、割り付けをしています・・霧除けもウデを柱に掘って、こまい打ちだそうです・・私が、新米だったころは、こんな家ばかりでした・・もう、こんな家を造ることは、ないだろうと思っています・・時代は巡ります・・建築様式や工法は、すざましい勢いで、変わってしまいました・・・。ユーザーのニーズが、また、30年前の様式が、戻ってくるとは、考えられませんが・・・博康
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6月18日 (水) いまさら
笠松町の現場は、クロス工事が、進んでいます・・月曜日か火曜日くらいには、完成します・・左官工事を待つのみですが、とりあえず、外回りの打ち合わせを、夕方しました・・方針が、決まれば、お天気と相談です・・あすから、土のすきとりをして、高さ調整をします・・来週中には、完了できないかと思っています・・私は、細かい仕事を勢力的にこなしています・・もう少しで、終わりそうですが、終わりません・・。 明日は、奥さん待望のキッチンが、納入されます・・きっと、喜んでいただけるに違いありません・・。 お昼に、以前付き合っていた、タイル屋さんから、仕事がないからなんとかしてもらえないかと・・電話をもらいました・・もう、2年ちかく、仕事をしてもらっていませんでした・・。弊社としては、たぶん、お付き合いすることは、ないだろうと思っています・・おやじの代からの付き合いでしたが、仕事のできばえもイマイチになったことやお客様に対して、提案力がないことを不満に思っていました・・古いタイプの職人さんの多くは、興味を持って勉強しようとか、新しいものに挑戦しようとか・・こちらにも、刺激をあたえてくれない・・弊社との仕事の方向性が、違っているように思っていました・・ これしかできないというタイプの人とは、弊社は、付き合えないと思っています・・。博康
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6月20日 (金) 荒南神社
今朝は、早朝から、地元、萩原町荒南神社の社務所の修繕工事の打ち合わせを、役員さんと行いました・・。内部の壁は、割れて、今にも落ちそうです・・一度その部分を落として、壁の修復を行います・・しかし、床が、傾いていることを、すぐに見つけました・・あらかじめ、レーザーを持っていたので、水平ラインを出して確認してもらいました・・3センチほどの狂いがあります・・周りが、竹林で、樋に笹が、詰まってしまって、それがはずしてありました・・排水は、自然放流になっていて、水が、基礎の下に侵入しています・・長年のことで、それが、原因で基礎が、下がったと思います・・ジャッキアップをして、水平を直さないといけないことを、役員さんに確認してもらいました・・何分予算がないということで・・正直弊社が、泣くことになってしまいそうです・・。神様のことですから、欲を出すこともできません・・かかっただけで、なんとか予算内にできるようにしたいものですが・・・博康
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