Diary 2011. 10
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10月21日 (金)  やっと・・・

 やっと、許可申請がすべて下りて、基礎工事にかかれます。本当に長かった・・ここでは、言えないこともありますが、とにかく、これで、工事が、本格的に始まります。行政の不備というか悪法律は、こんなところにも、悪影響を及ぼしています・・。「あんたら、いい加減にしろ」怒鳴りたい気持ちを抑えるのも、我慢することも考えさせられることも嫌というほど経験しました・・。
 東北の復興も、縦割り行政や無駄な法律で、進まないということが、報道されていました・・特に土地の問題は、矛盾だらけです・・。

 マンションの収納家具の建具が、とりつきました。良い感じの仕上がりです・・。また、仕事に幅ができました・・。来週、基礎工事のあいまをみて、納めてきます・・。博康

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10月22日 (土)  見学会

 雨模様中、名古屋の材木屋さんの見学会へ出かけました。ここの見学会は、春の開催が、震災の影響で、なかったため一年ぶりです。どうしても、お客様向けの見せる見学会になっているためプロ同士の込み入った話が、しずらくなっています。業者向けの見学会とお客さん向けの見学会を日にちを、ずらすような試みが、あるといいなと思いました。エコや太陽光のブースには、人がたくさん集まります。電気自動車の展示がありました。太陽光で、自家発電して、それを自動車に使ったり、電気自動車に充電したものを、災害時には、家に取り込むことが、現実にできるようになるでしょう・・。
 地震関係の耐震や制震は、もう、忘れ去られたような感じがしました。近未来の住宅は、省エネやエコが、中心になってくると思いました。博康


10月23日 (日)  地鎮祭

 一宮市佐千原で、厳粛なかで、地鎮祭を行いました。曇天で、いつ降りだすかわからないようなお天気でしたが、儀式が、終わるころには、晴れだしてきました。雨降って地固まるということわざがあるように、工事が、無事に完成できるようにしたいものです。明日から、基礎工事が、始まります・・。この現場は、国道沿いで、音の問題が、あるかもしれませんが、ペアガラスを使いますから、かなりの効果が、期待できます・・。博康

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10月24日 (月)  基礎工事

 一宮市佐千原で、基礎工事が、始まりました。基礎は、なるべく高く設定したいのですが、回りとの環境や既存の出入り口の高さがあり、そのあたりを考慮して、高さを決めます。掘方のベースの位置を決めて、作業にかかりました。建物や柱のいちを決めます。ユンボを使いますから、みるみる進んでいきます。明日には、掘方は、すべて終了して、配筋工事に進んでいきます。

 午後から、一宮のマンションの収納家具を収めてきました。既存のカウンターの高さに収まるように設計しました。クリアランスを2mmしかみていません。ぎりぎり入るか心配しましたが、隙間なくきちんと収めることができ満足しています。しかし、2mmは、厳しいこんど作るときは3mm余裕をみようと思います・・博康


10月25日 (火)  掘方工事

 昨日に引き続き一宮市佐千原の現場に、入っています。掘方工事を行いました。丁張に水糸を張って、地盤面までの寸法を、確認しながら掘り下げていきます。最初は、ユンボを使いますが、細かい部分は、手作業になります。地盤を水平に掘ることも、熟練の技がないとなかなかうまくできません。掘方が、終わるとランマーと呼ばれる、地面をたたいて、踏み固める工事を行いました。何回も作業していくうちに、地盤は、より強固になっていきます。明日からは、ベースのコンクリート打ち、そして、鉄筋の配筋工事と進んでいきます。来週頭くらいに、配筋検査を受ける予定です。建て方工事は、来月9日で、調整しています・・。博康


10月26日 (水)  約束

 先週の雨で、仕事が伸びてしまって、午後からなら、機械を搬入して、くい打ち工事に入れますという担当者の話で、現場で、到着を待ちました。しかし30分たっても誰も来ません。担当者の電話すると、機械屋が捕まらないから、もうちょっと待ってほしいと言われました・・1時間たっても、来ません。もう一度電話すると、弥富の現場で、機械が故障してオイルが、漏れているから、今修理しているので、今日は、できませんという返事でした。「トラブルはしかたないとしても、そのことを連絡してこないのは、そちらの落ち度・・罰金もんだ・・」と担当者に話しました。夕方、明日の段取りを連絡しますと言っていたのに・・いまだに電話はありません・・。約束を守れない業者だと思われても仕方ないと思います・・今回、初めてお付き合いする業者ですが・・信用はがた落ちです・・お施主様には、その旨をお話しして、了解はいただきましたが・・こちらの気持ちは,収まりません・・。お互い仕事は、信用で成り立ちます・・あいつは、ずるいと言われたら、この業界では、生きていかれません・・。約束を守るのは、当たり前です・・できない場合は、それなりの誠意を見せなければ、次はありません・・。約束を守らない・・金に汚い・・そんな人間には、なりたくありません・・
 博康

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10月27日 (木)  配筋工事

 一宮市佐千原の現場の、配筋検査が、31日月曜日の10時に決まりました。今週あと2日つきっきりで、作業をすればなんとか届きます。今日も、弊社からも応援を出して、作業をしています。仕事量は、半端ではありませんが、大量の鉄筋も、吸いこまれるように基礎の中に納まっていきます。寸法通り、きれいに配筋していくと、芸術のようです・・。
 お天気にも恵まれ、なんとか予定通りに工事は、進んでいます。

もう一つの一宮市明地の現場は、昨日からの機械の故障が、直らず、今日も杭打ち工事が、延びてしまいました・・担当者は、平謝りですが・・工程がまた、ずれてしまいます・・。あすは、朝8時から、砂利杭工事が、始まる予定ですが・・本当に予定通り来てくれるのか・・・?博康

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10月28日 (金)  砂利杭

 やっと、一宮市明地の現場に、砂利杭工事が入りました。予定より、3日延びてました。いざ、工事にかかると、ここの地盤は、1,5m掘ると水が、湧き。出てきます。ひとつ穴を掘るたびに、水位が上がってくるような地層です。地質は、1〜4m位までは、きれいな砂です。その後粘土が混じってきました。この粘土層は、比較的硬い地層で、そこまで、砂利を打ち込む設計になっています。
一つ穴を掘るたびに、2立方メートルくらいの砂利が、収まっていきました。担当者も思った以上に材料が、要るので手配に困っていました。やはり、地層が砂質なのが原因だったと思います。作業は、ことのほか時間がかかります。2日で終了予定でしたが、3日かかると担当者が言っていました・・。また、段取りの組み直しです・・博康

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10月29日 (土)  断念

 
一宮市明地の新築現場に、地下熱利用の工事を、やろうとしていました。5m掘り下げたところに塩ビ管を埋設して、送風機で、外気を送って、地下熱を室内に取り込むことを計画していました。しかし、地中の水位が、高すぎて、埋設管を、埋めることができません。2m下は、砂地で、掘ると間もなく崩れてしまうような地層です。とにかく、湧水が多すぎて、水圧が強くてどうにもなりません。ポンプを使っても追いつかなと判断しました。心配していた通り、この辺りでは、地下熱利用は無理でした・・残念ですが、別の方法を考えます・・博康


10月30日 (日)  淑楓祭

 今日は、娘の通っている大学の、学園祭にかみさんと出かけました。やはり、華やかです。若人たちのパワーは、素晴らしい財産です。これからの日本を支え、変えていくのも若人なんです。
 出店やいろんな催し物を見てきました。自分もこんなキャンパス生活を送ってみたかったと思いました・・。娘は、いい仲間に囲まれて幸せです・・。
 物事には、流れがあって、その流れに乗れないと上へはいけません・・指揮官の采配ミスで、流れを、失ってしまうことも多々あります・・。流れを読んで、すばやく行動することが必要です・・。博康


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